2024.03.26
愛犬をさらにかわいくしてくれる服。最近は種類が豊富なため、選ぶのも楽しいですよね。
「わんちゃんが着た服はどのくらいの頻度で洗ったらいいのだろう?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、愛犬の服を洗濯するときに気をつけたいことや洗濯の手順などをくわしく解説します。
愛犬の服を洗濯するときは、事前の準備が大切です。
「きれいに洗おうとしたら、服を傷めてしまった…」なんてことにならないように、洗濯前に確認することを覚えておきましょう。
人の服を洗濯するときと同じように、洗う前に必ず洗濯表示を確認しましょう。
桶に水が入っている表示があるときは、洗濯機や手洗いが可能です。数字は水の温度を表しています。桶に×がついているときは、水洗い不可です。
洗濯表示には水洗いに関する情報だけではなく、漂白剤やアイロンの使用についてなどの表示もあるので、しっかりと確認してください。
(出典元:経済産業省)
服を洗濯する前に、抜け毛はしっかりと取り除いておきましょう。
ガムテープや粘着テープを使用して、できる限り抜け毛を除去します。とくにダブルコート(上毛(トップコート)と下毛(アンダーコート)があるタイプ)の犬種は、抜け毛が多いため気をつけてください。
愛犬の服を洗濯するときは、人の服とは分けて洗いましょう。洗濯前に抜け毛を除去しても、すべて取りきることは難しく、人の服に付着してしまう恐れがあります。
普段使っている洗濯洗剤が使えないわけではありませんが、最近はペット製品用洗濯洗剤も販売されています。
専用の洗濯洗剤は、犬の皮脂汚れをしっかり落とし、抜け毛がつきにくくなるといった工夫がされています。
また、人の洗濯洗剤は香料が入っている洗剤もあるため匂いが強く、嗅覚が優れているわんちゃんにとって苦痛になることも。
匂いや化学物質に敏感なわんちゃんもいるため、専用の洗剤を使用すると安心です。
日常的に着る布製などの服は、基本的に使用するたびに洗うのがベストです。
まずは洗濯表示を確認し、抜け毛を除去しましょう。
洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットを使用します。そのまま洗濯機に入れてしまうと、生地を傷めるだけではなく、洗濯機に毛が詰まってしまう恐れがあるため注意してください。
洗濯機で洗ったあとは、糸くずフィルターの確認もしましょう。抜け毛が絡んでいる状態で次の洗濯をしてしまうと、洗濯機の故障の原因になることがあります。
防寒対策で着用するセーターやコートなどの冬服の洗濯は、1シーズンに1回でOK。また、目立った汚れがあるときや着用シーズンが終わってしまうときは、もちろん洗いましょう。
セーターやコートを洗うときも洗濯表示を必ず確認してください。
洗濯機で洗える場合でも、服を裏返して洗濯ネットに入れ、おしゃれ着洗いコースなど優しい水流で洗いましょう。
人の服と同じくセーターやコートは傷みやすいため、手洗いもおすすめです。
バケツや洗面器などに水を入れ、洗剤を溶かしたら服を入れ優しく押し洗いをし、洗濯ネットに入れて10秒ほど脱水し汚れを飛ばします。
脱水が終わったら泡が出なくなるまでしっかりとすすぎ、再度洗濯ネットに入れて30秒ほど脱水したら完了です。
風通しの良い日陰でしっかりと乾かしましょう。セーターなど伸びやすい素材は、平干しがおすすめです。
雨の日のみに使用するレインコートは、使用後に風通しのいい場所で干すことが大切。
洗濯は頻繁にする必要はなく、汚れてしまったときやかなり濡れてしまったときなどに洗えば問題ありません。洗濯するときは、基本的には手洗いがいいでしょう。
バケツや洗面器などに水を入れ、洗剤を溶かして服を入れたら優しく押し洗いをし、汚れが落ちたらしっかりとすすぎます。
あとは風通しの良い日陰で乾かすだけです。
わんちゃんの服を洗濯するときは、人の服と同じく洗濯表示を確認しましょう。
人の服と一緒に洗う人もいますが、抜け毛の付着が避けられないことや、できればペット専用の洗剤を使用した方がいいため、別々に洗濯するのがおすすめです。
日常的に使用する服は清潔な状態を保つために使用するたびに洗いましょう。
コートやセーターなど、デリケートな素材でできた傷みやすいものは手洗いをするといいですよ。
愛犬の服をきれいな状態で長持ちさせるために、お手入れは欠かさず行いましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。