2023.02.15
雨や雪で靴が濡れてしまったとき、どのように干していますか?
最近は急な雷雨に見舞われることも多く、履きたい靴がなかなか乾かず困ってしまうことも。乾かないまま長時間放置していると、カビやニオイの原因にもなります。
そこで今回は、雨などで濡れてしまったスニーカーを早く乾かす方法や注意点、スニーカー以外の靴の乾かし方などもくわしくご紹介します。
濡れてしまったスニーカーは、ちょっとした工夫をするだけで、短時間で乾かすことができます。家にある物で簡単にできるので、ぜひ試してみましょう。
濡れた靴に新聞紙を詰めるのもおすすめですが、吸水性が高いキッチンペーパーを詰めると、短時間で乾かすことができます。
キッチンペーパーを詰めたあとに、ハンガーに靴をぶら下げて、扇風機の風を当てることで、より早く乾燥させることが可能です。
かなり濡れてしまったスニーカーは、洗濯機の脱水機能を活用するのもおすすめ。
濡れたスニーカーを汚れてもいいタオルにしっかりと包んでから、洗濯ネットに入れ、3~5分程度脱水します。タオルに包むことで、水を吸ってくれるので、短時間で乾かすことができます。
脱水時間が長いと、靴が変形してしまうなど、傷つく可能性があるため気をつけましょう。
あらかじめ雨の予報であれば、長靴やスニーカーで出かけるかもしれませんが、予期せぬ雨に、エナメルや革素材のパンプスやブーツなどが濡れてしまうことも。
スニーカー以外の靴が濡れてしまったときは、どうしたらいいのでしょうか?
パンプスを乾かすときもスニーカーと同じ。新聞紙またはキッチンペーパーをつま先に詰め、扇風機を当てるか、直射日光の当たらない風通しの良い日陰に干しましょう。
ブーツもスニーカーやパンプス同様に、新聞紙やキッチンペーパーを詰めて乾かしましょう。
ブーツを逆さまにして、ペットボトルや瓶に挿して干すと、通気性がいいので早く乾きます。型くずれしにくいのもうれしいポイントです。
ペットボトルが靴の重みで倒れてしまうときは、中に水を入れると安定しますよ。
濡れてしまったらできるだけ早く乾かしたい靴ですが、やってはいけないことも。靴は乾いても傷んでしまう可能性があるため、注意しましょう。
細かい部分や中が乾かず、ドライヤーを使いたいと考える人もいるのでは?
乾きやすくするために、距離を取ってスニーカーの中を温める程度であれば問題ありませんが、ドライヤーの温風を長時間当てると、接着が剥がれたり、靴が変形したりする恐れがあります。
とくに革やエナメルなど、デリケートな素材で作られている靴に温風を当てるのはNGです。変色や剥がれる、急な乾燥によるひび割れといったトラブルの原因になります。
最近は靴専用のラック付きの乾燥機も販売されています。
ドライヤーと違い、温風が1点に集中することなく、全体に行きわたるので、靴を傷めることなく短時間で乾かすことができます。
しかし、早く乾かしたいからといって高温にすると、変色や変形の原因になることも。急いでいても、低温で使用するようにしましょう。
靴が雨などで濡れてしまったときは、なるべく早く乾かすように心がけましょう。
放置しておくと、ニオイやカビの原因となります。
干すときは、風通しのいい場所にそのまま置くよりも、キッチンペーパーを詰めるなどの工夫をすると、より早く乾かすことができます。
泥水など汚れがついてしまったときは、濡れてしまったついでに洗濯するのもありですよ。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。