2023.03.16
ビジネスなどフォーマルな場所でも、使用機会の多いストッキングやタイツ。
素敵な服でバッチリきめても、ストッキングの伝線やタイツに毛玉がついていると、おしゃれなファッションが台無しですよね。
また、ストッキングやタイツをすぐに破いてしまうという人もいるでしょう。
そこで今回は、ストッキングやタイツを上手に洗濯する方法や長持ちさせるコツなどをくわしくご紹介します。
ストッキングやタイツを洗濯する前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。
桶に水が入っている下記のような表示があるときは、洗濯機や手洗いが可能です。数字は水の温度を表しています。
桶に×がついているときは、水洗い不可のため、クリーニングに出す必要があります。
ストッキングやタイツは、デリケートな素材でできています。
摩擦により毛玉ができたり、引っかかってしまい伝線したりするため、最も安全に洗う方法は手洗いです。ストッキングやタイツの手洗いの方法を見ていきましょう。
おしゃれ着洗い用洗剤(中性洗剤)
バケツや洗面器
タオル
バケツや洗面器に常温の水を入れ、おしゃれ着洗い用洗剤を溶かします。ストッキング(タイツ)をバケツの中に入れて、20~30回押し洗いをしましょう。
3~4回きれいな水に入れ替え、すすぎを行います。ニオイが残る場合は、多めにすすぎましょう。
ストッキングから泡が出なくなるまですすいだら軽く絞り、乾いたタオルに挟んで水分を拭き取ります。
あとは、直射日光を避け、風通しのいい日陰で干すだけです。
「手洗いは面倒」「忙しいときは洗濯機で洗いたい」という人も多いでしょう。
ちょっとしたポイントに気をつければ、洗濯機でもストッキングやタイツの傷みを抑えて洗濯することが可能です。洗濯機での正しい洗い方も見ていきましょう。
おしゃれ着洗い用洗剤(中性洗剤)
洗濯ネット
ストッキング(タイツ)を裏返して、1本ずつ洗濯ネットに入れます。裏返すことで毛玉を抑えることが可能です。
洗濯ネットに複数本入れるのは、絡まってしまうのでNG。ジャストサイズの小さめの洗濯ネットを使用してください。
洗濯機におしゃれ着洗い用洗剤をセットし、ドライコースやおしゃれ着洗いコースなど、優しく洗えるコースを選びましょう。
脱水後はすぐに取り出し、優しく丁寧にしわを伸ばしてから、風通しのいい日陰で干してください。
ストッキングやタイツを干すときは、ウエスト部分を上にして干しましょう。
つま先を上にしてしまうと、乾きが遅く、水の重みで伸びるなど、型くずれの原因となります。
また、洗濯物が密集してしまうと、乾くまでに時間がかかるため、ある程度の間隔を開けて干してください。
急いでいるときに、洗濯物を引っ張って洗濯バサミから外す人がいますが、ストッキングやタイツは、伸びや伝線の原因となります。洗濯バサミから外すときは、引っ張らないように気をつけましょう。
ストッキングやタイツは、靴下や他の衣類に比べると、消耗が比較的早いものです。
しかし、何度も購入すると費用がかかるので、できるだけ長くきれいに使用したいですよね。
ストッキングやタイツを長持ちさせる方法を見ていきましょう。
爪が伸びていたり、足が乾燥しひび割れてしまったりすると、ストッキングやタイツに引っかかり、すぐに伝線してしまいます。
日頃から爪をこまめに切る、角質ケアをするなど、フットケアを心がけましょう。
皮膚は皮脂腺から出る皮脂によって、うるおいを保っていますが、足の裏には皮脂腺がありません。そのため、非常に乾燥しやすい部分です。入浴後に保湿する習慣をつけるといいでしょう。
急いでいるときにはくことが多い、ストッキングやタイツ。思いっきり引っ張ってしまうと破けてしまうことも多いです。
ストッキングやタイツを履くときは、つま先をしっかり合わせて、ゆっくりと上まであげていきましょう。
ストッキングやタイツを洗うときは、まずは洗濯表示を確認しましょう。
洗濯機でも洗うことは可能ですが、ストッキングやタイツはデリケートなため、お気に入りのものは手洗いがおすすめ。
洗濯機を使用するときは、1本ずつ洗濯ネットに入れて洗いましょう。
干し方にも気をつけ、着用するときはゆっくりとはくなどの心がけも大切です。
また、日頃からフットケアをすることも、長持ちさせる秘訣の一つ。顔や手だけではなく、乾燥しやすい足の裏の保湿も忘れないようにしてくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。