服にケチャップがついてしまった!そんなときはどうすれば?ケチャップのシミの落とし方を解説

2023.10.25

ケチャップ シミ

卵料理やミートソースにも欠かせないケチャップ。どんなに気をつけていても、子どもだけではなく大人もケチャップのシミを衣類につけてしまうことがあります。

とくに白や淡い色の服にケチャップのシミがついてしまったときは「落とせるだろうか…」と心配になってしまいますよね。

そこで今回は、衣類に残ったケチャップのシミをきれいに落とす方法をくわしく解説します。

1.ケチャップ汚れの種類

ケチャップは色素が強く、赤いシミが衣類に残ってしまいます。赤い色の正体はトマトに含まれるリコピンです。

ケチャップ単体の場合は水に溶けやすい性質のため、比較的落としやすいシミといえるでしょう。

ミートソースなど油を含んだ汚れは、ケチャップと油分の両方を落とさなくてはいけないため、ひと手間必要になります。

今回はケチャップだけのシミの落とし方と、油分を多く含んだケチャップのシミの落とし方を紹介するので、どちらも覚えておくと安心ですよ。

2.基本的なケチャップのシミの落とし方

まずは、ケチャップのみがついてしまったときの基本的なシミの落とし方からご紹介します。ケチャップのシミは頑固な汚れではないため、家庭にあるもので比較的簡単に落とせます。

用意するものは以下のとおりです。

用意するもの

・食器用洗剤
・歯ブラシ
・タオル

2-1.基本的なケチャップのシミの落とし方の手順

裏返してタオルを敷く

ケチャップがついてしまった衣類を裏返し、シミがついている部分にタオルを当てます。
首元や裾、袖口などの場合は少しめくるだけでもOKです。

洗剤を含ませた歯ブラシでたたく

シミの裏から食器用洗剤をたらし、濡らした歯ブラシでたたきます。

こすってしまうと生地が傷む可能性があるため、優しくトントンとたたき、タオルにシミを移し取るようなイメージで行ってください。

ぬるま湯を使用すると落としやすくなりますよ。

ある程度シミを落としたら洗濯機で洗濯

ある程度ケチャップのシミが取れたら、いつもどおり洗濯機で洗いましょう。シミが完全に落ちていなくても問題ありません。

シミ抜き

3.油分を含んだケチャップのシミの落とし方

ミートソースなど油分を含んだケチャップのシミは、ケチャップのみの場合よりも落としにくいシミになっています。また、ケチャップ単体でも時間が経ってしまった場合は、これから紹介する方法がベストです。

酸素系漂白剤を使ってシミを落とす方法をご紹介しますが、漂白剤が使用できるか必ず洗濯表示を確認してから行ってください。

酸素系漂白剤が使えない場合は、固形石鹸のみにしておきましょう。用意するものは以下のとおりです。

用意するもの

・タオル
・歯ブラシ
・洗濯用の固形石鹸
・酸素系漂白剤(使用できる衣類のみ)

3-1.油分を含んだケチャップのシミの落とし方の手順

シミの部分に固形石鹸を塗り込む

ケチャップがついてしまった衣類を裏返し、シミがついている部分にタオルを当てます。

シミがついてしまった部分に軽くぬるま湯を含ませ、固形石鹸を塗り込み軽く揉んでなじませます。強くこすったり揉んだりすると、毛羽立ちなど生地を傷めるので注意しましょう。

歯ブラシで裏からたたく

シミの裏から歯ブラシでトントンとたたき、汚れを押し出したら軽くすすぎます。

漂白剤を使って洗濯する

漂白剤が使用できる衣類の場合は酸素系漂白剤を洗濯機に入れて、あとはいつもどおりに洗濯してください。頑固なシミの場合は、直接酸素系漂白剤をつけてから洗濯すると効果的です。

4.外出先でケチャップが服についてしまったときは?

外食をしているときにケチャップをつけてしまうこともあるでしょう。

そのようなときは、おしぼりやハンカチなどを濡らし、ふき取っておくだけでもシミ取りが楽になります。水で洗い流せる場合は、軽く流しておくとさらに効果的です。

ふき取るときのコツは、こすらないこと。こすると汚れが広がってしまうため、つまみ取るようなイメージで行いましょう。
自宅に戻ったら、早めにシミ抜きをして洗濯してくださいね。

ケチャップ シミ

まとめ

水に溶けるケチャップのシミは、自宅でもお手入れができるので慌てなくても大丈夫です。特別な道具や高度な技術がなくてもシミを取ることができます。

とくにケチャップ単体の場合は、酸素系漂白剤を使用せず、食器用の洗濯用洗剤だけでも比較的きれいに落とせることが多いです。

ただし、水洗いができないものなど、デリケートな衣類につけてしまったときは、クリーニング店など専門家に相談してくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。