柔軟剤の入れすぎは逆効果!柔軟剤の入れすぎによるデメリットを解説

2024.04.24

柔軟剤

いい香りの柔軟剤は心が安らぎ、着心地もよく生活の質を上げてくれます。

「もっとたくさん入れたら、さらに効果があるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、柔軟剤の入れすぎには注意が必要です。

柔軟剤の入れすぎによるデメリットをくわしく解説します。

1.柔軟剤の入れすぎによるデメリット

1-1.洗濯物にニオイが強く残る

いい香りのする柔軟剤ですが、入れすぎるとニオイが強くなってしまい不快な思いをする恐れがあります。

ニオイは自分だけではなく、周りの人にも迷惑になる可能性があるため気をつけましょう。

1-2.洗濯物がベタつき、水をはじくようになる

柔軟剤を入れすぎると、衣類に付着する量が多くベタベタしてしまいます。

「多く入れればよりふわふわになるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、吸水性が悪くなるため逆効果です。

とくにタオルや肌着などは、吸水性が悪いと本来の機能を失ってしまうため注意しなくてはなりません。

柔軟剤の入れすぎで吸水性が悪くなった洗濯物は柔軟剤を使わずに洗濯

柔軟剤の入れすぎで吸水性が悪くなった場合は、柔軟剤を使用せずにいつも通り洗濯をしましょう。

1回だけでは吸水性が戻らないこともあるので、吸水性がよくなるまで柔軟剤の使用を控えてください。

1-3.肌荒れの原因になる

柔軟剤の入れすぎは、身体にも影響を与えます。

柔軟剤にはさまざまな化学成分が含まれており、タオルや直接肌に触れる衣類から身体に付着することで、肌荒れの原因になる恐れがあります。

とくに敏感肌の人や赤ちゃんは要注意です。

タオル

2.柔軟剤は記載の適量を守ればメリットがたくさん

柔軟剤は入れすぎるとニオイのトラブルや肌荒れなどのデメリットがありますが、使用量を守ればメリットがたくさんあります。

ニオイに関しても適量であれば安らぐいい香りを身にまとい、食べ物やたばこのニオイを防いでくれる消臭効果も期待できます。部屋干しするときも菌の増殖を防いでくれるので、嫌なニオイを避けられるでしょう。

ゴワゴワしてきた衣類やタオルをふんわりと仕上げてくれたり、静電気を防止したり、シワができにくくなるなどのメリットもあります。

柔軟剤の量を守り、トラブルなく効果を得ましょう。

タオル

まとめ

柔軟剤はたくさん入れてもいい効果が倍増するわけではありません。

入れすぎはニオイが強くなったり、吸水性が悪くなったりとさまざまなトラブルが起こります。

パッケージに書かれている使用量を守れば、肌触りのいい衣類になり、消臭効果が得られるなどたくさんのメリットがあります。

香りはもちろんのこと、得られる効果も柔軟剤によって違うため、衣類に合わせて柔軟剤を選ぶのもおすすめですよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。