洗濯機のかさ上げって必ず必要?かさ上げのメリットとデメリットを踏まえて解説!

2021.11.19

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洗濯機のかさ上げをしていますか?していない人は、かさ上げは必ずしなくてはいけないものなのか、気になりますよね。

今回は洗濯機のかさ上げが必要な状況や、かさ上げするメリット・デメリット、かさ上げに必要な高さなどを、くわしくご紹介します。

1.洗濯機のかさ上げが必要になる状況

かさ上げとは、洗濯機の脚の高さを上げることをいいます。

すべての洗濯機が、かさ上げしないといけないわけではありません。洗濯機のかさ上げが必要になるのは、「真下排水」の場合が多いです。

真下排水の場合、洗濯機をそのまま設置すると、排水ホースがつぶれたり、ねじれたりすることがあります。

2.洗濯機のかさ上げをするメリット・デメリット

2-1.かさ上げをするメリット

すべての洗濯機にかさ上げは必要ないといいましたが、必要はなくてもかさ上げすることでメリットがたくさんあります。早速チェックしていきましょう。

掃除がしやすい

洗濯機をかさ上げすると、下に空間ができるため掃除がしやすいというメリットがあります。じか置きだと、わざわざ洗濯機を動かして掃除をすることは面倒ですよね。

物を落として隙間に入ってしまったときも、楽に拾うことができます。

洗濯物の出し入れが簡単

洗濯物を出し入れするときは腰を低くしないといけないため、身長にもよりますが、多かれ少なかれ身体に負担がかかります。

洗濯機をかさ上げすると、高い位置で出し入れできるので、楽になるというメリットがあります。

振動を減らすことができる

かさ上げすると、洗濯機の振動音が軽減できるというメリットもあります。

一軒家ではなくマンションやアパートの人は、近隣住民との騒音トラブルも防げますね。

排水ホースをつぶさない

洗濯機をかさ上げして、排水ホースを下に隠せば、つぶされる心配がありません。

排水ホースがつぶれると、うまく排水ができず、水漏れの原因にもなります。また、かさ上げした下の空間に排水ホースを入れることで、足を引っかけるということもなくなるので、安全面でも助かりますね。

2-2.かさ上げをするデメリット

設置の費用がかかる

洗濯機のかさ上げは基本的に業者に頼むため、かさ上げ台の金額の他に、洗濯機の移動代やパンの洗浄代などがかかり、費用が2~3万円かかることがあります。

一人ではできない

自分でかさ上げする場合も、洗濯機は重いため、1人では作業は不可能といえるでしょう。

無理矢理1人でやろうとすると、洗濯機の故障や自身もケガする場合があるので危険です。

3.業者に頼まなくてもかさ上げはできる?

洗濯機のかさ上げを業者に頼むとお金がかかるので、自分でできたらいいなと考えている人もいるでしょう。

1人は難しいですが、複数人いればかさ上げすることはできます。

しかし、安定感や耐荷重、水平に置けているかなど、注意しなければいけないポイントがたくさんあるので、業者にお願いするのがおすすめです。

どうしても自分で行う場合は、洗濯機専用かさ上げ台を選びましょう。かさ上げにレンガを使用する人もいますが、安定感が悪くなることが多いです。

4.洗濯機のかさ上げの高さは10cm~20cm程度は欲しい理由

安価なかさ上げ台は2千円ほどで購入できますが、高さが6cm程度のものが多いです。排水口の掃除をすることも考えると、10cm~20 cmのかさ上げをした方が作業はしやすくなります。

詰まりや水漏れなど、トラブルが起こり業者に排水口の洗浄を依頼するときも、最低10㎝はスペースが必要です。

まとめ

洗濯機はかさ上げすることで、メリットがたくさんあります。縦型洗濯機でもドラム式洗濯機でもメリットが得られるので、じか置きをしている人はかさ上げを検討してみましょう。

キャスター付きで移動しやすいかさ上げ台や、振動音を抑えるのに優れたゴムが付いたタイプなど、さまざまなかさ上げ台があるので、自分に合ったものを探してみてください。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。