2023.04.25
ずいぶん長いこと使用している空気清浄機が、家にあるという人も多いのではないでしょうか。
空気を常にきれいにしてくれる、花粉症などのアレルギーがある人にとっては強い味方の空気清浄機ですが、寿命はどのくらいなのでしょうか。
今回は空気清浄機の寿命や、少しでも長く使う方法、買い替えのタイミングなどをくわしくご紹介していきます。
空気清浄機はメーカーや種類、使用頻度・環境などによっても異なりますが、耐用年数である6年が寿命の目安といえます。
ただし、耐用年数はあくまでも目安のため、実際にはもっと使用できる期間が長いことも。一般的にはフィルターの使用期間が約10年のため、10年ほど使用できることが多いです。
フィルターは交換することが可能ですが、本体のプラスチックなども劣化してくるので、6年以上使用している空気清浄機が故障した場合は、修理ではなく買い替えを検討した方がいいといえるでしょう。
空気清浄機は決して安い家電ではないため、頻繁に買い替えるのは避けたいところ。
寿命があるとわかっていても、できるだけ長く今の空気清浄機を使用したいという人も多いのではないでしょうか。
空気清浄機の性能を保ったまま、長く使うにはどうしたらいいのか見ていきましょう。
空気清浄機を長く使うには、日頃のお手入れが重要です。
とくに注意したいのがフィルター。ホコリなどの汚れがたまったままの状態で使い続けると、空気をきれいにしようと余計な力がかかるため、寿命を縮める原因になり、電気代もかかります。
水洗いできるフィルターを選ぶと清潔な状態を保てますが、フィルターをしっかりと乾燥させてから使用するようにしましょう。
乾燥が不十分だと、カビが発生したり、故障の原因になったりします。
フィルターのみならず、吹き出し口やセンサーのお手入れも行いましょう。加湿機能がついている空気清浄機の場合は水タンクも定期的に掃除してください。
部屋をきれいな状態に保つことも、空気清浄機を長持ちさせるポイントです。
部屋が散らかっていると、ホコリや汚れを集め続けなければならず、常にフルパワーで動かなくてはならないため、空気清浄機の寿命を縮める原因に。
空気清浄機がついているからといって掃除を怠らず、空気清浄機が吸い込む汚れを少なくすることが大切です。
数年使用している空気清浄機が、動いている音はするのに臭いが残ったり、ホコリを吸わなかったりする場合は買い替えを検討するタイミングであるといえます。
また、自動運転にした際に、臭いやホコリへの反応がにぶい場合も、新しくした方がいいかもしれません。
本体からいつもとは違う変な音がしているときは、部品が故障した可能性が高いです。
購入してからある程度期間が経っている場合は、修理してもまた別の部品が壊れることも。「何度も修理に出すよりも、新しく購入した方が結局は安かった」なんてこともあるので、買い替えも検討しましょう。
フィルターや本体の掃除をしても、集塵能力が弱い場合は、ファンが故障している可能性が考えられます。
心臓部であるファンの故障は空気清浄機の寿命といっても過言ではありません。買い替えを検討した方がいいでしょう。
フィルターなどの部品もしっかりと装着しているにもかかわらず、空気清浄機の電源が入らないときは、寿命といえます。
購入して間もない場合は、修理でいいかもしれませんが、耐用年数が近い場合は、買い替えを検討するタイミングが来た証拠です。
空気清浄機の寿命は10年が目安です。
耐用年数の6年を超えると、いつ故障してもおかしくはない状況といえますが、こまめに掃除をすることで、長く使用できる可能性は高まります。
ある程度年数が経って、動いているのに臭いやホコリが取れないなど、異常を感じたら修理よりも買い替えを検討するようにしましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。