空気清浄機はずっとつけっぱなしでも大丈夫?電気代や火災のリスクも解説!

2024.10.31

空気清浄機

空気清浄機はつけっぱなしにしている人も多いのではないでしょうか。

しかし、電気代が高くなってくると「もしかしてつけっぱなしの空気清浄機のせい?」と思ってしまうことも。

つけっぱなしにすることで、空気清浄機の寿命が縮まらないかも心配ですよね。

今回は、空気清浄機はつけっぱなしでもいいのか、電気代はどのくらいかかるのかなどをくわしく解説します。空気清浄機の効果的な使い方も合わせてご紹介するので、参考にしてくださいね。

1.空気清浄機は24時間つけっぱなしでOK

結論からいうと、空気清浄機はつけっぱなしの方がいいです。気になるときに電源を入れるという使い方は間違っています。

細かいホコリは、空気清浄機をつけたからといって、すぐに除去されるわけではなく、10時間以上舞い上がっていることも。さらに、目に見えないウイルスやアレルゲンなども、いつどこからやってくるかはわかりません。

一日中部屋に舞っているといっても過言ではないため、空気清浄機はつけっぱなしが最も効果的なのです。

電源をこまめにON/OFFしていると、空気清浄機の機能が上手く働かないため、なかなか空気がきれいになりません。

空気清浄機

2.数日間家を空ける場合は空気清浄機は切っておくのがおすすめ

空気清浄機はつけっぱなしにしても問題はありませんが、旅行や出張など数日間開ける場合は、切っておいた方がいいでしょう。

数日ではなく1泊2日の場合は、つけっぱなしでもいいかもしれません。しかし、何日も誰もいない場合は、外からホコリやウイルスが持ち込まれたり、歩いてホコリが舞い上がったりすることもないので、空気をきれいにする必要はないことから電気代もかかるので切るのがおすすめです。

外出

3.空気清浄機のつけっぱなしによる火事の危険性はほとんどない

空気清浄機はずっと稼働していることを想定して作られているため、つけっぱなしにすることで火事の危険性はほとんどありません。

ただし、正しいメンテナンスが行えていなかった、掃除を怠り電源プラグにホコリが溜まっていた、空気清浄機が不良品だったといった場合、火事になる可能性はあるので気をつけましょう。

4.空気清浄機のつけっぱなしは電気代がかかる?

先述でもご紹介のとおり、空気清浄機はつけっぱなしにしておくことを考えて作られた家電です。そのため、電気代は気にするほどかかりません。

メーカーや種類によって異なりますが、標準モードの場合、1ヶ月の電気代は500円前後。弱であれば100円程度で済むこともあります。強でも1,500円前後ですが、フルパワーで使い続けることはほとんどないので、電気代は心配するほどではないですね。

電気代

5.空気清浄機のつけっぱなしで劣化が早まることはない

空気清浄機の寿命は約10年。つけっぱなしを前提に作られているので、劣化が早まるということはありません。

フィルターの掃除をこまめに行ったり、劣化したときは交換したりと、しっかりとメンテナンスを行えば寿命が極端に縮まることはないでしょう。

6.空気清浄機の効果的な使い方

6-1.フィルターは定期的に掃除する

空気清浄機にはフィルターがついています。このフィルターが空気中の汚れをキャッチしてくれるので、定期的な掃除が必要です。

掃除の目安としては1ヶ月に1回程度。古くなったら新しいフィルターと交換してください。

メンテナンスが面倒という人は、フィルターの交換だけでいい空気清浄機もあるので、お手入れが簡単なものを選ぶといいでしょう。

空気清浄機の汚れたフィルター

6-2.空気が循環している場所に置く

空気清浄機は、壁や窓など隅に置くよりも、空気が循環している部屋の中央やエアコンの前などがおすすめです。

玄関に多くのも効果的。外でついた汚れを、室内に持ち込むのを防ぐことができます。

6-3.サーキュレーターや扇風機で空気を循環させる

空気清浄機は、空気をきれいにする力はありますが、実は吸い込む力があまり強くありません。

そのため、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させることで、床に落ちたホコリなどの汚れも空気清浄機へ送り込むことができます。

扇風機

まとめ

空気清浄機はつけっぱなしで使用するものです。つけっぱなしにしても、寿命が縮まることはありません。

また、電気代も家計にダメージを与えるほどのものではないので、つけっぱなしにすることで、空気清浄機の効果を最大限に引き出し、快適に過ごしましょう。

ただし、フィルターに汚れは溜まるので、こまめな掃除を心がけてくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。