バターは冷凍できる?冷蔵・冷凍の保存方法と保存期間の目安を解説

バターは冷凍できる?冷蔵・冷凍の保存方法と保存期間の目安を解説

バターは、未開封の状態では数ヶ月は日持ちするものがほとんどです。
しかし、一度に使い切ることは少ないため「開けてしまったけど、このまま銀紙に包んで冷蔵していていいのだろうか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
開封後は早めに使い切るのが基本ですが、おいしさを保つにはどのような保存方法が適しているのでしょうか。
今回は、バターの風味を損なわない正しい保存方法を冷蔵と冷凍に分けてくわしく解説します。

 

1.バターを頻繁に使う、または2週間以内に使い切れる場合は冷蔵保存がおすすめ

バターを頻繁に使う方や2週間以内に使い切れることがわかっている場合は、冷蔵保存がおすすめです。
バターは冷凍保存も可能ですが、冷蔵庫で自然解凍をする必要があり手間がかかります。頻繁に使用する場合は、冷蔵の方が使い勝手がいいでしょう。
また、2週間以内に使い切れば、酸化による劣化も気になりません。
紙は空気を通すため、銀紙の上からラップで包み、保存袋に入れるだけでOKです。

1-1.バターを冷蔵保存するときの具体的な手順

1.バターを銀紙の上からラップでぴったりと包む

2.冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷蔵庫で冷蔵保存

1-2.冷蔵保存したバターの保存期間の目安

バターを冷蔵した場合、保存期間の目安は2週間程度です。
パッケージに記載の賞味期限は未開封のものが対象です。空気に触れると酸化が始まるため、なるべく早く使い切りましょう。

2.バターを長期保存したいときは冷凍保存がおすすめ

2週間以上バターを保存するなら、冷凍保存がおすすめです。
時間がないときは、ブロックのまま冷凍もできます。
使うときに手間をかけたくない場合は、カットしておくと便利です。

2-1.手軽に冷凍保存したいときはブロックのまま冷凍保存がおすすめ

バターをブロックのまま冷凍保存するときの具体的な手順

1.バターを銀紙の上からラップでぴったりと包む

2.冷凍用保存袋に入れて、冷凍保存

2-2ブロックのまま冷凍保存したバターの解凍方法・使い方

包丁を熱湯などで温め、使いたい分をカットして冷蔵庫で自然解凍します。
残ったバターは、再度銀紙とラップで包み冷凍用保存袋に入れてすぐに冷凍庫へ戻しましょう。

2-3ブロックのまま冷凍保存したバターの保存期間の目安

ブロックのまま冷凍した場合、保存期間の目安は半年程度です。
冷蔵庫で自然解凍したものはすぐに使ってください。再冷凍はNGです。

2-4.時短に使いたいときはカットして小分け冷凍がおすすめ

バターを小分け冷凍するときの具体的な手順

1.バターを使いやすい小分けの大きさに切る

バターを包丁で切るときは、クッキングシートやキッチンペーパーを活用するのがおすすめ。刃先の部分を挟んで切ると、包丁や手につかずにカットできます。
小分けにするときの分量の目安は以下のとおりです。

  • パンに塗る、料理のコク出しに使う:5g
  • 炒め物やシチューなどのベース:10g
  • お菓子作り:50g

2.切ったバターを小分けにラップで包む

小さく切ったものは、間隔を空けて包むといいでしょう。隙間は押して空気を抜きます。

3.ラップの上からアルミホイルで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存

バターは空気だけではなく光でも酸化するため、アルミホイルに包みましょう。

小分け冷凍したバターの解凍方法・使い方

小さくカットしたバターは、凍ったままトーストに乗せたり、加熱調理の際に溶かしたりして使用しましょう。
お菓子作りなどに使用する場合は、室温に置き30分程度で解凍できます。
寒い季節は長時間室内に置いてもなかなか柔らかくならないため、電子レンジで解凍しましょう。アルミホイルを外して、電子レンジ200Wで10秒ずつ温めながら様子を見てください。

小分け冷凍したバターの保存期間の目安

小分け冷凍したバターの保存期間の目安
小分けにして冷凍した場合、保存期間の目安は半年程度です。

まとめ

バターは空気に触れると劣化が進みます。
冷蔵する場合、開封後はラップに包み、保存袋に入れましょう。
2週間以内に使い切らないときは、冷凍保存がおすすめ。ブロックのまま冷凍保存もできますが、小分けにカットしておくと、使うときに便利です。
上手に保存をして、おいしいバターを最後まで堪能しましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。
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