エアコンのニオイはどこから?原因とすぐに試せる対処法や予防法を解説!

2021.09.30

久しぶりにエアコンをつけたらカビ臭い、生臭いといった嫌なニオイが広がってしまった経験がある人も多いのでは?

今回はエアコンから嫌なニオイがする原因を学び、改善方法や予防方法もチェックしていきましょう。

1.エアコンから嫌なニオイがする原因

1-1.生活臭が原因

エアコンは室内の空気を吸い込んで温度を変えて部屋に戻す仕組みになっています。

そのためたばこやペット、料理・汗など室内のニオイも一緒に吸い込んでしまいます。このようにさまざまな生活臭が混ざることでエアコンから嫌なニオイを発することがあるのです。

1-2.本体(室内機)にカビが生えている

エアコンに生えるカビもニオイの原因になります。

冷房や除湿を使用するとエアコンの熱交換器から水が発生します。水を外に排出する仕組みにはなっていますがすぐに乾くわけではないため、カビが生えてしまうことがあるのです。

また、ホコリや皮脂汚れを吸い込むことでカビが生えることもあります。

1-3.フィルターがホコリで汚れている

エアコンが室内の空気を吸い込むときにホコリなどの侵入を防ぐフィルター。

このフィルター自体が汚れていると汚れた空気がエアコン内部に取り込まれてしまいます。

ニオイが気になったらまずはフィルターをチェックしてみましょう。掃除の仕方はのちほどご紹介します。

2.すぐにできる!お手軽な対処方法

「ニオイが気になるけど綺麗に掃除している時間もないしとりあえず今すぐなんとかする方法はないの?」と思っている人もいるでしょう。

まずは誰でも簡単にできるお手軽な対処方法をご紹介します。もし下記の対処方法を試しても1週間程度でまた臭うときはしっかりと掃除しましょう。

2-1.冷房16度の設定で1時間運転する

窓を全開にして冷房を16度設定で1時間運転するとエアコンのニオイが和らぎます。

フル稼働するためエアコン内部に発生する水の量が増え、ニオイの成分が水と一緒に排出されるのです。

自分では掃除ができない熱交換器などのニオイも取ってくれる効果が期待できるため、騙されたと思ってやってみてください。電気代もそんなに多くはかかりません。

2-2.暖房30度で1時間運転する

カビ臭さが強いときは暖房がおすすめ。

冷房と同じく窓を全開にして暖房30度で1時間運転すると、エアコン内部が乾燥しカビの死滅・繁殖を抑える効果が期待できます。

3.根本的な解決方法は徹底的な「掃除」!

根本的にニオイを取るなら自分でフィルターとルーバー(吹き出し口)を掃除しましょう。目安としては2週間~1ヶ月に1回は掃除した方がいいといわれています。

ここでは一般的な掃除方法をご紹介しますが機種によって異なる場合があるため、掃除の前に必ず取扱説明書をよく確認してから行うようにしてください。

また内部のフィン・ファン・ドレンパンは自分では取り外しができない場合が多いので、掃除をしたいときは専門業者に頼んだ方がいいでしょう。無理矢理行うと故障の原因になるので注意してください。

3-1.エアコンのフィルターの掃除方法

まずはホコリが溜まりやすくニオイの原因になりやすいフィルターの掃除方法をチェックしていきましょう。

1.電源を切ってコンセントを外す

掃除中に電源が入ってしまうとうまく掃除ができず思わぬ事故につながる恐れもあるためコンセントを抜いておくと安心です。

2.エアコンのカバーを開き、フィルターを取り外す

すぐにフィルターを外すとホコリが舞う危険性があります。エアコンのカバーを開いたら取り外す前に掃除機でホコリを吸い取るといいでしょう。

3.掃除機でフィルターに付着したホコリを吸う

ホコリはフィルターの表面についています。外側から掃除機でホコリを吸い取りましょう。

4.汚れがひどい場合は水洗いをする

掃除機でホコリを吸い取っても汚れが残るときは水洗いをします。

スポンジなどでゴシゴシ洗ってしまうとフィルターを傷つけてしまうため、歯ブラシなどの柔らかいもので軽くこするようにしましょう。水はフィルターの内側(裏側)から当てます。

5.陰干しによって完全に乾燥させる

天日干しやドライヤーを当てるとフィルターが変形することがあります。早く乾かしたくなりますが陰干しで完全に乾いてからエアコン本体に装着してください。

3-2.ルーバー(吹き出し口)の掃除方法

フィルターの掃除とセットでルーバー(吹き出し口)の掃除も一緒に行いましょう。

1.電源を切ってコンセントを抜く

フィルター掃除をするときと同じく、掃除中に電源が入ってしまうとうまく掃除ができず思わぬ事故につながる恐れもあるためコンセントを抜いておくと安心です。

2.ルーバーを手で開ける

電源を切るため手動でルーバーを開けます。

3.薄めた中性洗剤を布にしみこませて拭く

うまく届かないときは定規などの薄いものに布を巻き付けて拭くといいでしょう。

掃除が終わったら電源を入れ送風運転をして乾かします。

4.エアコンのニオイをなくすためにやってはいけないこと

4-1.消臭スプレーを使う

電化製品は水に弱いです。ニオイを消したいからといって消臭スプレーをエアコンに直接吹きかけるとサビや故障の原因となります。

エアコンが嫌なニオイの空気を取り込むことを防ぐために室内のニオイを消す用途で消臭スプレーを使用するのは問題ありませんが、エアコン本体に直接かけないようにしましょう。

4-2.フィルターを完全に乾かないまま使う

せっかくフィルター掃除をしても水滴が残っていると、ホコリが付着しやすい状態になるためすぐに汚れてしまいます。

故障や発火の原因にもつながるため、フィルターはしっかりと陰干しし完全に乾いてからエアコンに取り付けましょう。

5.エアコンから嫌なニオイがしなくなる!予防方法は?

5-1.室内を換気する

エアコンは先ほどもご説明のとおり室内の空気を取り込み冷やしたり温めたりして戻します。そのため室内のニオイをなくし綺麗に保つことが大切です。

窓を開けて室内を換気することでニオイがこもるのを防ぐ効果があります。

エアコンを使う季節は室内の温度を一定に保ちたいので開けないという人は、ニオイが発生しやすいです。エアコンをつける前に定期的に空気の入れ替えをするように心がけましょう。

5-2.運転停止の前に送風運転する

冷房や除湿を使用するとエアコンは結露が起こるため内部に水滴がつきます。その水滴をそのままにしてしまうとカビやニオイの原因に。

運転を停止する前に送風運転に切り替えると内部の水滴を乾かすことができます。送風運転は1時間程度でOK。電気代も機種によって変わりますが1円以下なので気になりません。

5-3.使わない時期も送風運転をする

エアコンは使用しなければ汚れないと思っている人も多いですが、実はホコリなどは運転しなくても溜まります。

使わない時期も月に1回送風運転をするとホコリを追い出すことができ「久しぶりにつけたらなんか臭う…」という状態を回避できますよ。

まとめ

エアコンのニオイが気になるときはまずは冷房16度運転または暖房30度運転を試してみましょう。

また定期的に掃除は必要です。フィルターやルーバーはこまめに掃除をし、送風運転なども活用してニオイを予防しましょう。