2021.12.14
大掃除のときに大活躍してくれる掃除機。大掃除は普段の掃除よりも様々な箇所を掃除するので、大掃除を終えたあとの掃除機のお手入れも忘れてはいけない作業の一つです。
掃除機のお手入れをしておけば、新年最初の掃除も気持ちよくできますよ。
掃除機のフィルターなど汚れているだろうからお手入れをしたいけど、どうやってお手入れをすればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
今回は、すぐにできる掃除機の簡単お手入れ方法をご紹介します。
大掃除が終わったあとは、最後にさまざまなシーンで活躍してくれた掃除機のお手入れを行いましょう。掃除機もお手入れをしないと吸引力が落ちてしまいます。
それでは早速、掃除機のお手入れ方法をチェックしていきましょう。
サイクロン式やカプセル式の掃除機は、ダストカップからゴミを捨てたら、フィルターとダストカップを水洗いしましょう。
ダストカップと本体の間のフィルターやプリーツフィルターは、水に濡らす前に乾いた状態でほこりをある程度取り除きます。
プリーツフィルターは、取りにくいほこりをピンセットなどで取りたくなってしまいますが、フィルターが傷つく可能性があるので付属されているブラシや歯ブラシなどで優しくこすりましょう。ほこりが取りにくいときは水に1時間程度つけておくといいですよ。
フィルターを洗ったあとは、しっかりと乾かしましょう。湿った状態でつけてしまうと、ニオイやカビの原因になります。
紙パック式の掃除機の場合は、フィルターはついていないので紙パックを捨てるだけでOKです。
掃除機の内部は水洗いができないので、拭き掃除を行いましょう。
汚れがひどい部分は、中性洗剤を雑巾に染み込ませて汚れを拭き取ったら、あとから水拭きをしましょう。雑巾を洗うのが面倒という人は、除菌シートを使ってもOKです。電源コードも忘れずに拭き掃除をしましょう。
ブラシヘッドはハサミとピンセットを使って、お手入れをしましょう。ローラーに絡みついた髪の毛や糸、ゴミをピンセットでひっぱり、なかなか取れない部分はハサミで切ります。
ブラシを取り外して水洗いができる掃除機は、ゴミを取ったら流水でよく洗います。
ブラシの部分にモーターが内蔵されているものは、水洗いNGです。水洗いができないブラシヘッドは、掃除機の内部と同様に拭き掃除を行いましょう。こちらも中性洗剤を雑巾に染み込ませて拭くと、頑固な汚れも落とすことができます。
吸い取ったゴミの通り道なので、ホースも汚れがついています。掃除機のニオイが気になる、吸引力が落ちている気がするというときは、掃除機のホースを洗いましょう。ホースが取り外せない場合もあるので、掃除前に取扱説明書を確認してください。
深めのバケツなどを利用し、ホースをUの字にして水が溜められるようにします。中性洗剤を混ぜた水をホースに流し込み、1時間程度つけ置きをしたら、あとはよく水で流すだけ。
しっかりと乾かしたら、掃除機に戻しましょう。こちらもフィルター同様、湿ったままだとニオイやカビの原因になります。
汚れている掃除機の手入れをせずに使っていると、吸引力が落ちたり、故障の原因になったりすることもあります。
大掃除の最後に、さまざまな場所を綺麗にしてくれた掃除機を労いましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。