2022.06.24
一度使うと手放せない、家事の強い味方「食洗機」。
セットしてスタートボタンを押すだけのイメージがありますが、食洗機は食器の入れ方が重要で、最初は戸惑う人も多いです。
「汚れが残ってしまった」「お皿がかけてしまった」というトラブルは、もしかしたら食器の入れ方が間違っているのかもしれません。
今回は食洗機に食器を並べるときの基本や、きれいに洗うための注意点やポイントをご紹介していきます。
食洗機はメーカーや機種によって構造が異なるため、基本的には説明書を確認して正しく並べましょう。
正しく入れないと、ドアがうまく閉まらないことで蒸気や水漏れ、食器が割れるなどのトラブルが起こる可能性があります。
「少ない量で食洗機を使用するのは電気代がかかるから…」と食器を重ねすぎたり、詰め込みすぎたりしてはいけません。
隙間なく食器をセットしてしまうと、汚れが残る原因に。洗える量を守り、かごやピンを上手に使いましょう。
食洗機に負担をかけると、汚れが落ちないだけではなく、故障の原因になることもあります。
食洗機は手洗いよりも水を使用しないので、意外と省エネ。ためて洗うよりも自分の決めたタイミングで回しましょう。
洗剤や水がしっかりと当たるように、汚れた面を内側に向け、食器が重ならないように入れるときれいに洗うことができます。
食器の向きが違うと汚れが残ったり、勢いよく水が当たるので食器同士がぶつかり、破損の原因になったりすることもあるので注意してください。
食器の汚れた面を内側にして、ノズルからの噴射される水をよく当てるのは悪いことではないですが、各ノズルを塞いでしまうのはNG。全体に洗剤や水が行きわたらず、うまく洗えません。
底にくぼみのある茶碗などの食器は、水がたまってしまい乾燥しきれない場合があります。
少し斜めに傾けて置くことで、底のくぼみに水が残りにくくなりますよ。
大きな器やまな板は、他の食器を並べ終わった後にセットします。
ボウルや大きな調理器具は、食洗機の一番上の段にかぶせるように置きましょう。まな板は汚れている方を内側に向け、端に置くのがベストです。
洗いあがりをよくするために、大きな鍋やグラタン皿、茶わん蒸しなど、焦げ付きやこびりついた汚れがあるものは、事前にこすり落としておきましょう。
カレーやミートソースなどは、食洗機の庫内に色素がついてしまうことがあるので、水洗いをしておくといいですよ。
魚の皮や骨などは、異臭や故障の原因になります。しっかりと取り除き、気になる場合はこちらも予洗いをしておくと安心です。
食洗機は入れ方を守ることで、洗浄力が上がります。
適当にどんどん詰めるのではなく、まずは説明書をよく確認して、量を守って食器を並べるようにしましょう。
また、落ちにくい焦げ付きなど、頑固な汚れがあるときは、そのまま食洗機へは入れず、事前に水洗いをしてくださいね。