部屋干しで洗濯物を早く乾かす方法とは?早く乾かすためのポイントを解説!

2023.05.31

洗濯物 乾かす

洗濯は「部屋干し派」という人も珍しくありません。

湿度の多い季節などはなかなか乾かず、まとめ洗いをする、洋服の枚数を必要最低限しか持たないという人にとっては、早く乾いてほしいともどかしい気持ちになることも多いのではないでしょうか。

部屋干しで早く乾かすには、ちょっとした工夫が必要です。そこで今回は部屋干しで洗濯物を早く乾かす方法や、活用できる家電などをくわしくご紹介します。

1.洗濯物を部屋干しでも早く乾かすためのポイント

洗濯物を部屋干しで、少しでも早く乾かしたいという人は、干し方にポイントがあります。

今すぐにできることばかりなので、早速試してみましょう。

1-1.脱水時に乾いたバスタオルを入れる

洗濯機のすすぎが終わり、脱水が始まる前に、乾いたバスタオルを入れてみましょう。

普通に脱水をするよりも、他の洗濯物の水分を乾いたバスタオルが吸い取ってくれるので、洗濯物が早く乾きます。

より多くの水分を吸収してくれる大きなバスタオルがおすすめです。

タオルの繊維がつくのが気になる場合は、洗濯ネットを使用してくださいね。

脱水 バスタオル

1-2.干した洗濯物の下に新聞紙を置く

水蒸気は下にたまる性質があるため、洗濯物の下に、丸めた新聞紙を置いておくと、湿気を吸い取ってくれます。

新聞紙は広げて置いても効果はありますが、丸めることで表面積が広くなり、吸湿性が高まりますよ。

1-3.こぶし1つ分の間隔をあけて干す

洗濯物を干すスペースが狭い、まとめ洗いをするという人は、ついつい詰めて干してしまいますが、最低でもこぶし1つ分の間隔をあけて干しましょう。風通しがよくなり、生乾きを防げます。

とくに厚手の衣類が増える冬は、間隔が狭くなりがちなので注意してくださいね。

1-4.アーチ状になるように干す

洗濯物を干すときは、アーチ状になるように意識しましょう。アーチ状に干すと空気が循環しやすく、洗濯物が乾きやすくなります。

ハンガーで干す衣類だけではなく、靴下や下着類などをピンチハンガーで干すときも、アーチ状に干すといいですよ。

1-5.洗濯物を裏返して干す

パーカーやボトムスなどの厚い服は、裏返して干すと早く乾きます。縫い目やポケットの部分に風があたるからです。

早く乾くだけではなく、洗濯時の摩擦で衣類が傷みにくい、外に干すときも色落ち防止になるというメリットもあります。

濡れた状態の衣類は少し裏返しにくいので、裏返してから洗濯機に入れるといいでしょう。

2.もっと早く乾かすにはおうちにある家電を使用する

干し方の工夫をするだけでも、かなり早く乾きます。しかし、もっと早く乾かしたい、翌日にどうしてもこの服を着たいという場合は、家電を活用しましょう。

2-1.扇風機、サーキュレーター

部屋干しで早く乾かすには、扇風機やサーキュレーターで風を送るのも効果的。

洗濯物は上よりも下の方が乾きにくいため、洗濯物の下の部分にあたるように風を送りましょう。首振り機能を使えば、広範囲に風をあてられます。

2-2.除湿機

梅雨の季節や雨の日など湿度が高いときは、除湿機を活用するのもおすすめ。

除湿機には送風機能が搭載されているものも多いので、湿度を取りながら風を送ると、さらに乾きやすくなります。

除湿機

2-3.エアコン

エアコンには、温度を調節し湿度を下げて風を送るという、洗濯物が早く乾く環境に整えることができる機能が備わっています。

冬場は暖房で室温を上げることで、乾きやすい環境となります。湿度の多い季節は、除湿機能が大活躍してくれますよ。

エアコン

2-4.浴室乾燥機

浴室乾燥機がついている場合は、ぜひ活用しましょう。

浴室乾燥機がついていなくても、換気システムがあれば、他の場所に干すよりも早く乾かすことができます。

浴室を使った直後や浴室が濡れている状態だと湿気が多いため、洗濯物を干すときは湿度を取り除いておきましょう。

浴室乾燥

まとめ

部屋干しでも、脱水や干すときにちょっとした工夫をするだけで早く乾かすことが可能です。

間隔をあけて干したり、アーチ状を意識したりすることは、すぐにでもできることなので、早速試してみては?

もっと早く乾かしたいときは、家にある家電を活用するのもおすすめです。

エアコンや扇風機、サーキュレーターなどを使用し、洗濯物が乾きやすい環境を作ってあげましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。