エアコンの電気代、「除湿」と「冷房」どっちが高いの?

2021.08.02

夏はエアコンを使って涼しく快適に過ごしたいものですが、気になるのは電気代。

「エアコンの除湿と冷房はどっちにしたら電気代が安くなるのだろう?」「除湿機能の方が安いのであれば積極的に使いたい」と考えている人も多いですよね。

今回はエアコンの除湿と冷房の電気代も含めた違いをくわしくご紹介します。

1.エアコンの「除湿」と「冷房」ではどちらが安い?

エアコンの「除湿」と「冷房」の電気代は、除湿のほうが安いときと高いときがあります。

なぜなら一般的にエアコンの除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があるからです。

1-1.「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の違い

「弱冷房除湿」と「再熱除湿」は室内に戻す空気の温度が違います。

1)弱冷房除湿

弱冷房除湿は室内の水分を集めて温度を下げてから放出するため、冷たい空気が室内に広がります。冷房よりは冷えませんが、不快なジメジメを取ってくれるため過ごしやすくなります。

2)再熱除湿

再熱除湿は室内の水分を集めて温度を下げた空気をもう一度温めてから室内に放出します。夏場は温度も下げたいので冷たい空気が出る弱冷房除湿の方がいいですが、梅雨の時期など除湿で湿度だけを低くしたい季節に温度が下がりすぎると肌寒く感じることがあります。そんなときに便利な機能が再熱除湿なのです。

1-2.「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の見分け方

自宅で使っているエアコンの除湿機能が「弱冷房除湿」「再熱除湿」のどちらか見分けるには、メーカーのホームページや取扱説明書で確認してください。

最新のエアコンでは「弱冷房除湿」と「再熱除湿」に切り替え可能な機種もあります。

2.「冷房」と「冷房除湿」の違いは?

1)冷房

冷房は室内の「温度」を下げることを最優先としています。

温度を下げるために室内の空気中の水分を排出しているため、実は冷房は除湿を兼ねており除湿量は一番多いといわれています。

2)冷房除湿

冷房除湿は室内の「湿度」を下げることを最優先としています。

除湿をしてカラッとさせたいけど、温度の下げすぎは避けたいというときに便利な機能です。

3.「冷房」「弱冷房除湿」「再熱除湿」どれが一番電気代が安い?

電気代が最も安いのは「弱冷房除湿」。続いて「冷房」、「再熱除湿」の順です。

再熱除湿が一番高い理由は一度下げた温度を再度温めるため、他の機能よりも動作が多いからです。

エアコンの「冷房」「弱冷房除湿」「再熱除湿」は、電気代の安さだけで考えるのではなく目的で使い分けましょう。

暑い日にはもちろん冷房がおすすめ。「かなり冷えてきたな」と感じるようになったら、弱冷房除湿に切り替えるようにしましょう。

再熱除湿は電気代が高いだけで出番がないのではと思ってしまいますが、除湿機能は2番目に高く温度を下げないため冬でも活躍してくれます。冬に湿度が高いと結露の原因にもなるため再熱除湿が欠かせないのです。

まとめ

冷房と除湿は目的に合わせて上手に使いましょう。切り替えるタイミングがわからないという人は自動運転にしておくと効率よく冷やしてくれますよ。暑い季節以外も湿度が気になるというときは再熱除湿を活用してみては?