エアコンの暖房にかかる電気代はどのくらい?暖房の節電術も紹介!

2021.11.19

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暑い夏もですが、寒い冬にももちろん欠かせないエアコン。寒い日に一日中つけていると、電気代が気になりますよね。

今回は暖房の設定温度は何度がベストなのか、つけっぱなしとON/OFFはどちらがいいのか、エアコンの電気代の節約方法をくわしく解説します。

1.エアコンの電気代は冷房より暖房のほうが高い

エアコンの電気代は、設定温度を目指して稼働している間が一番高くなります。つまり、室内温度と設定温度の差があればあるほど、電気代は上がるということです。

冷房より暖房の方が高いのは、この温度の差が原因です。夏は室温が34度で、設定温度を28度の場合の差は6度です。しかし、冬は室温が10度で、設定温度が20度の場合は差が10度もありますよね。

一般的に、冬の方が室内温度と設定温度の差が出るため、時間もパワーも必要となり電気代が高くなるのです。

1-1.エアコンの暖房にかかる電気代はいくら?

エアコンの暖房の電気代を計算するときは、「消費電力(kW)×1kWhあたりの電気料金単価(円/kWh)」で求めることができます。

エアコンの消費電力が700 W(0.7kW)、1時間あたりの電気料金単価が27円/kWhの場合は、1時間にかかる電気代は約18.9円。1日6時間、毎日(30日)使う場合の電気代は、3,402円となります。

消費電力はエアコンの取扱説明書や本体についていることもあるので、確認してみてください。電気料金単価も契約している会社や地域によって異なります。

2.暖房は「つけっぱなし」か「こまめにON/OFF」どちらがいい?

エアコンの暖房は、起動したときに温度を上げようと電力をたくさん使います。そのため、こまめにON/OFFをしていると、反対に電気代が高くなることも。

つけっぱなしとON/OFFは、どのように見極めればいいのでしょうか。

2-1.外出せず一日中家にいる場合

一日中家にいる場合は、温度変化によって自分でON/OFFを繰り返すと、消費電力量が増えるので、自動運転がおすすめ

自分で調整する手間もなく、節電できて一石二鳥です。

2-2.買い物など1時間以内の外出

近くのスーパーやコンビニなど、1時間以内の外出であれば、エアコンはつけっぱなしの方がいいでしょう。

とくに寒い日は、暖房をOFFにすると一気に温度が下がります。少ない時間であれば、つけっぱなしがおすすめです。

2-3.数時間~半日ほどの外出

1時間以上の外出は、エアコンをOFFにして行きましょう。頻繁にON/OFFをするのは、節電効果の期待はできませんが、1時間以上であれば電気代の節約になります。

2-4.日中はずっと外出している場合

ずっと外出している場合は、もちろんエアコンの電源はOFFにしましょう。家に帰ってきたときに寒いのが嫌だという人は、タイマーを設定したり、カーテンを閉めておいたりするといいでしょう。

3.エアコンの暖房の設定温度は何度がおすすめ?

エアコンの暖房の設定温度は20度がおすすめです。2005年から始まった環境省のウォームビズでも、20度を推奨しています。

エアコンの設定温度は、1度下げると10%ほど消費電力が削減されるといわれているので、電気代を節約するためにも、設定温度を上げすぎないように気をつけましょう。

4.エアコンの暖房代の節約方法

エアコンの電気代を節約するには、設定温度を低くすることはわかりましたが、人それぞれ体感温度が違うので、寒いと感じることもあります。

設定温度が低くても、

効率よく温められる方法をチェックしましょう。

4-1.扇風機やサーキュレーターを上向きで使う

温かい空気は上に行く性質があります。そのため、足元だけ寒いといった現象がよく起こります。

そんなときは設定温度を上げず、扇風機やサーキュレーターを上向きで使い、空気を循環させることで足元も温かく過ごすことができます。

4-2.窓の断熱対策をする

窓用の断熱シートや、断熱効果のあるカーテンを使用することで、外からの冷気を防ぐので暖房効果が高まり、節電することができます。

断熱は壁や屋根などは、業者に依頼しなくてはできませんが、窓なら自分でホームセンターなどに売っているものでできるのもうれしいポイント。

4-3.設定は「自動運転」にする

エアコンの設定は、自動運転がおすすめです。

電気代を節約するために、エアコンを常に弱運転にする人もいますが、温まるまでに時間がかかってしまい、かえって電気代が高くなることがあるので、気をつけましょう。

4-4.室外機の周りには何も置かないようにする。

エアコンは室内機ばかりを気にしてしまいますが、電気代を節約したいのであれば、室外機にも気を配りましょう。

室外機の排気がうまくいかないと、効率よく運転ができないため、余計なパワーを使い電気代が高くなってしまいます。

室外機の周辺には物を置かず、枯れ葉などのゴミを掃除したり、雪が入らないようにしたりと工夫しましょう。

4-5.エアコンのフィルターをこまめに掃除する

エアコンのフィルターが汚れていると、性能が落ちて効率よく運転ができず、余計なパワーを使うので電気代がかかります。

2週間に1回の掃除が理想ですが、最低でも1ヶ月に1回は行いましょう。

くわしいエアコンのフィルター掃除の仕方は、こちらをご覧ください。

 

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4-6.こたつなど他の暖房器具との併用

エアコンだけでは温度がなかなか上がらないというときは、こたつやホットカーペットなど、他の暖房器具と併用しましょう。

こたつは1時間当たり電気代が3.3円程度といわれており、暖房器具の中では電気代がかからないといえます。

電気ストーブやファンヒーターなどは電気代が高めのため、部屋が温まるまでといった短時間での使用をおすすめします。

また、暖房を入れると部屋が乾燥するため、加湿器をつけるといいでしょう。部屋の湿度にも気を配ると温まるだけではなく、喉の痛みや肌の乾燥などを防ぐことも期待できます。

まとめ

エアコンは夏より冬の方が、電気代が高くなってしまうのは仕方のないことです。

電気代を節約したいときは、つけっぱなしとON/OFFを上手に使い分け、エアコン以外の家電と併用するなど、工夫するようにしましょう。