加湿器の種類は4タイプ。タイプの違いから選び方を解説

2022.06.01

加湿器 

寒い季節に欠かせない加湿器。

風邪などの発症リスクを下げてくれたり、静電気を防いでくれたり、髪の毛や肌のうるおいも保ってくれます。

加湿器といっても、大型のものやデスクで使用するタイプなどいろいろな種類がありますが、どのような基準で選べばいいのでしょうか?

今回は、加湿器の種類をくわしく知り、自分の用途にあった加湿器の選び方のポイントを見ていきましょう。

1.加湿方式は4タイプ。それぞれのメリットとデメリット

加湿器は「気化式」「スチーム式」「超音波式」「ハイブリット式」の4タイプ。それぞれどのような加湿方式なのか、またどんなメリットやデメリットがあるのか、チェックしていきましょう。

1-1.気化式

気化式タイプの加湿器は、フィルターに水を含ませて、ファンで風を当て、気化した水蒸気で加湿します。

気化式のメリット

熱を使用しないため、電気代を安く抑えられることがうれしいポイント。また、小さな子どもがいる家庭でも、やけどの心配がないので安心。

部屋の湿度が十分であると判断した場合は、加湿しすぎを防いでくれる調整機能が搭載されていることが多いです。

気化式のデメリット

デメリットは、熱を使用しないので、他の加湿方式の加湿器とくらべると、加湿に時間がかかること。本体も大きく、ファンやモーターの運転音が気になることもあります。また、カビや雑菌も繁殖しやすいため、フィルターやタンクなどはこまめなお手入れが必要です。

気化式はどんな人におすすめ?

電気代を抑えて、安全に加湿器を使いたいという人には気化式がいいでしょう。

暖房をずっとつけているので、加湿器をつけっぱなしにしておきたいという人にもおすすめです。

1-2.スチーム式

スチーム式タイプの加湿器は、ヒーターで水を沸騰させ、蒸気をファンの風で室内に送り出すことで加湿します。

スチーム式のメリット

スピーディーに広範囲を加湿できるのがメリット。水を沸騰させるので、雑菌の繁殖を抑えられます。

スチーム式のデメリット

水を沸騰させるため消費電力が大きく、他のタイプとくらべると電気代がかかります。水蒸気も熱いので、小さな子どもやペットがいる家庭は、置く場所を工夫しなくてはなりません。

また、蒸発の速度が早く、カルキが発生しやすいのでこまめにお手入れをしましょう。

スチーム式はどんな人におすすめ?

煮沸消毒されてから、室内に水蒸気が広がるため、衛生面が気になる人におすすめ。

温度も湿度も早く上げたいという人にも人気です。

1-3.超音波式

超音波式タイプの加湿器は、超音波の振動で水を霧状に発生させることで加湿します。卓上タイプは超音波式が多いです。

超音波式のメリット

本体がコンパクトで置きやすく、静音性にも優れています。安価で手に入るのもうれしいポイント。

また、ヒーターを使わないため、室温に影響を与えません。

超音波式のデメリット

水が霧状に発生するため、置く場所によって結露を起こすことも。

また、気化式と同じく超音波式タイプの加湿器も、熱を使用しないので、カビや雑菌が繁殖しやすいことがデメリットといえます。

超音波式はどんな人におすすめ?

コンパクトなので、部屋が狭く加湿器に場所をとられたくないという人にも好まれています。

超音波式は霧状に発生させる特性を活かして、アロマオイルなどを使用することができるタイプが多いです。加湿だけではなく、香りも一緒に楽しみたいという人におすすめですよ。

こまめな手入れが苦にならない人には、本体も安く電気代もかからないのでありがたいタイプです。

1-4.ハイブリッド式

ハイブリッドタイプの加湿器は2種類。

「気化式」にヒーターの機能がついたものと、「超音波式」にヒーターの機能がついたものがあります。

ハイブリッド式のメリット

ヒーターが搭載されているため、温風で素早く広い範囲を加湿できるというメリットがあります。気化式のハイブリットタイプはスチーム式よりも温風が熱くならないので安心。

ハイブリッド式のデメリット

ハイブリット式は高性能なため大型なものが多く、本体価格が高め。ヒーターを使用するため、電気代がかかってしまうことは避けられません。

ハイブリッド式はどんな人におすすめ?

スピーディーに加湿したいけど、安全面も気になるという人におすすめ。温風が熱くないので、小さな子どもがいても安心です。

加湿器

2.加湿器の選び方のチェックポイント

2-1.部屋の広さと加湿器の加湿量

加湿器の効果を最大限に発揮するためには、部屋の広さに合わせた加湿器を選ぶことが大切です。加湿方式だけではなく、定格加湿能力や適用床面積に注目してみてください。

定格加湿能力とは、室温20℃で湿度が30%のときに放出できる1時間あたりの水分量のこと。mL/hという単位で表されます。この数字が大きいほど、広い範囲を加湿することができます。この定格加湿能力をもとに、日本電機工業会規格では適用床面積が決められています。

建物のタイプによって多少異なりますが、目安として5~8畳なら300ml、10畳以上なら500~700ml、20畳以上なら1,000ml以上のものがおすすめ。

「広さに合わせて選んだはずなのに、十分に加湿できない」というときは、2台設置したり、適用床面積が部屋よりも少し広いものを選んだりするといいですよ。

2-2.加湿方式による電気代の違い

ヒーターを使用して加熱するタイプの加湿器は、電気代が高くなります。

メーカーや種類などによって異なりますが、8畳対応モデルの場合、気化式は1時間あたり約0.2円ですが、スチーム式は約8円。

かなりの差があるので、よく検討しましょう。

2-3.お手入れのしやすさ

加湿器は掃除をせずに使い続けると、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。定期的な掃除は欠かせないため、どの加湿器を選んでも掃除不要というわけにはいきませんが、加湿トレーやフィルターの形状、素材をチェックして、お手入れしやすいものを選ぶといいでしょう。

除菌性能を備えている加湿器もあるので、加湿器を購入するときは確認してみてください。

まとめ

加湿器は「気化式」「スチーム式」「超音波式」「ハイブリット式」の4タイプがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

自分にとってどのタイプが最適なのか、よく考えて購入するようにしましょう。

また、タイプだけではなく、部屋の広さや電気代、冬はずっと使用するため、お手入れのしやすさも重要。

加湿器の効果を最大限に発揮させるために、よく考えて納得できる1台を探してください。