炊飯器でごはんを保温できる期間は?2回炊くのと保温はどちらがお得?

2021.11.19

炊飯器

炊飯器の保温機能は便利ですが、どのくらいおいしい状態を保てるか気になりますよね。

保温機能の電気代が安いのであれば、2回に分けて炊飯するよりも節約になるかもしれません。

今回は炊飯器で保温できる時間と、長時間保温したときのごはんの状態、保温するときの注意点などをくわしく解説します。

1.炊飯器でのごはんの保温は一般的には5~6時間まで

ほとんどの炊飯器についている保温機能。

炊き立ての状態が保てることが魅力ですが、保存期間はもちろん無限ではありません。

一般的には炊飯器でごはんを保温できるのは、5~6時間とされています。

2.長時間保温をしているとごはんはどうなってしまう?

長時間保温をするとごはんの水分が抜けてしまうため、乾燥して味や食感に影響し、変色することも。ごはんに元々含まれているバチルス菌は、高温でも死滅しないため、腐敗して嫌なニオイがしてくることもあります。

3.炊飯機能は電気代がかさむ?

「何度も炊飯するより、保温した方が電気代はかからないのでは?」と考えて、保温を選んでいる人もいるかもしれませんね。

炊飯した場合、地域の電気代によって差はありますが、1回4円ほどかかるといわれています。

一方、保温は10時間で約4円。新しい機種は省エネタイプが多いので、消費電力が少なくもう少し安い場合もあります。

炊飯の回数やごはんの量なども関係するため、電気代は状況によって異なりますが、朝食べて昼、昼に食べて夜程度の時間であれば、保温の方が電気代はかからないといえます。

ただ、そこまで大きな金額差もないため、朝から夜まで保温で放置するのは衛生的観点から推奨はできません。

4.保温時間が長くなりそうな場合はラップに包んで冷凍を

保温の方が電気代はかからないといわれても、6時間以上経ったごはんを食べるのは味が落ちているかもしれないので、正直気が進みませんよね。

保温時間が長くなる場合は、ごはんをラップに包んで冷凍しましょう。できるだけすぐに炊き立てのごはんをラップに包み、粗熱が取れてから冷凍することで、長時間保温するよりも味や食感を落とさずに保存できますよ。

おいしく解凍するには?

冷凍したごはんをおいしく食べるには、解凍するときもちょっとしたコツがあります。

まずはラップに包んだままのごはんを皿に乗せ解凍しましょう。量が多いときはムラが出ることもあるので、途中でラップから出して容器に移し、混ぜたりして温めるといいですよ。

電子レンジの冷凍ごはん用の機能があれば、そちらを使うといいでしょう。

冷凍ごはんの賞味期限の目安は1ヶ月程度ですが、だいたい1週間を過ぎたあたりから徐々に劣化していくといわれています。そのため、冷凍ごはんはできれば2週間以内に食べきった方がいいでしょう。

5.炊飯器でごはんを保温する上でやってはいけないこと

5-1.メーカーが推奨する時間以上に保温をしない

炊飯器にはメーカーが推奨する保温時間が、説明書に表記されています。推奨時間よりも保温すると、乾燥し変色や腐敗が起こる可能性があります。

5-2.白米・無洗米以外のごはんの保温はNG

保温できるのは白米だけです。無洗米はOKですが、炊き込みごはんなど、味付きのものは基本的に保温してはいけません。

調味料が使用されているごはんは保温してしまうと、ニオイや色が炊飯器に染み付いたり、塩分によりパッキンや釜が傷んだりすることがあります。

5-3.冷やごはんを継ぎ足して保温しない

保温するのであれば、前回余った冷やごはんを一緒に入れて温めてしまおうと考える人もいるかもしれませんが、これはNG

一度外に出したごはんを炊飯器に入れると、パサパサとした食感になり腐敗することも。

5-4.しゃもじを内なべに入れたまま保温しない

しゃもじには手の雑菌がつく可能性があるので、炊飯器の中に入れたまま保温すると、雑菌が繁殖してしまうことがあります

たとえ手を清潔にしても雑菌はゼロにはならないので、しゃもじは外に出しましょう。

5-5.電源を切った状態で長時間、炊飯器内のごはんを放置しない

炊き立てのときは炊飯器が熱くなっており、すぐに冷めることはありません。そのため、保温がある程度続くからといって、電源を切った炊飯器でごはんを保存することがありますが、長時間の放置はNG。

保温機能を切ってしまうと、雑菌や結露を防ぐ機能もストップするため、ごはんが傷みやすいのです。炊飯器で保温をしないのであれば、粗熱が取れたら冷凍でごはんを保存しましょう。

まとめ

炊飯器の保温機能は便利ですが、ずっと炊き立ての状態で保てるわけではありません。長時間の保存になるときは保温ではなく、冷凍保存をしたり、量を少なくして2回炊いたりなど、自分の生活リズムに合わせて検討しましょう。