服にソースがついてしまったときは?ソースのシミ抜きの方法を解説!

2023.12.27

ソースのついた服

たこ焼きやお好み焼き、トンカツ・ハンバーグなどソースが欠かせない食べ物はたくさんあります。

ソースは気をつけていても、食事中やフタを開けた際にこぼしてしまい、衣類にシミが残ってしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか。

今回はソースのシミ抜き方法をくわしく解説します。すぐ洗えない外出先でソースをつけてしまったときの対処法もご紹介するので参考にしてください。

1.ソースのシミ抜きを行う前に洗濯表示を確認

ソースのシミ抜きを行う前に、つけてしまった衣類が水洗い可能かどうか、また漂白剤の使用ができるか、必ず洗濯表示を確認しましょう。

桶に水が入っているような表示があるときは、洗濯機や手洗いが可能です。数字は水の温度を表しています。

桶に×がついているときは、水洗い不可です。水洗い不可の場合はクリーニング店に相談してみましょう。

無理矢理シミ抜きを行うと、シミは取れても衣類を傷めてしまう可能性があります。

洗濯表示

(出典元:経済産業省

2.ソースがついた衣服のシミ抜きの方法

洗濯表示で水洗いができることを確認したら、早速シミ抜きを行いましょう。

シミには水性と油性がありますが、ソースは水性のシミです。特別な道具を使用しなくても家庭にあるもので簡単にできます。

どんなシミでも、早めに対処するほうが落ちやすくなります。ソースをつけてしまったと気づいたら、放置せずなるべく早くシミ抜きをしてくださいね。

用意するもの
・食器用中性洗剤
・歯ブラシ
・タオル(2枚)

2-1.ソースがついた衣服のシミ抜きの手順

ソースが乾いていない場合は、最初にティッシュなどで軽くつまむように拭き取りましょう。

ソースのシミがついてしまった部分を裏返し、下にタオルを敷きます。濡らしたタオルでトントンと叩き、下に敷いたタオルにソースのシミを移しましょう。

食器用中性洗剤を歯ブラシにつけ、さらにソースのシミを叩きます。こするとシミが広がったり、生地が傷んだりする恐れがあるため、軽く叩くのがポイント。

シミが落ちたらぬるま湯ですすぎ、いつも通り洗濯をすれば完了です。

3.頑固なソース汚れのシミ抜きの方法

タオルと歯ブラシを使用して落ちなかったシミや、ソースをつけていたことに気づかず時間が経ってしまい頑固な汚れになってしまったときの対処方法をご紹介します。

用意するもの
・酸素系漂白剤
・洗面器やバケツ

3-1.頑固なソース汚れのシミ抜きの手順

ソースのシミを覆うように酸素系漂白剤を直接かけて、軽くもんでなじませます。

洗面器やバケツ、洗面台など衣類が入るサイズのものに30℃程度のぬるま湯をため、30分程度つけ置きをします。

お湯の温度が熱すぎたり、つけ置きの時間が長すぎたりすると、生地に負担がかかるので気をつけましょう。

つけ置き後は軽く絞って、いつも通り洗濯をすればOKです。

つけ置き

画像はイメージです

4.外出中に服にソースがついてしまったときは?

外食しているときなど、外出中にソースのシミをつけてしまった場合は、早めに応急処置をしましょう。

シミ抜き方法はティッシュやおしぼりを使用し、つまむように拭き取るだけ。帰宅後にすぐにシミ抜きをして洗えばOKです。

トイレなどがある場合は、ハンドソープを使用して汚れをもみ出せば、ほとんどシミは残らないでしょう。

まとめ

ソースをつけてしまうと色も濃いため「シミが残ってしまうのではないか」と不安になりますが、水性の汚れなので比較的落としやすいです。

洗濯表示を確認し、水洗いができ、酸素系漂白剤が使用できれば、ほとんど自宅できれいに落とせます。

ただし、シミはソースに限らず時間が経てば経つほど落としにくくなります。

外出先でつけてしまったときは、なるべく早く応急処置を行ってください。帰宅後のシミ抜きが楽になりますよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。