服についたたばこのニオイが洗濯で落ちないときは?たばこのニオイの落とし方を解説

2024.02.28

たばこ

分煙の飲食店が増えてきましたが、居酒屋のような喫煙が許されている場所に行くと、たばこのニオイが服や髪についてしまうことがあります。

すぐに洗える服であればいいですが、自宅での洗濯が難しいコートなどについてしまうと困りますよね。また、普通に洗濯しただけで、たばこのしつこいニオイが取れるのだろうかと不安に思うこともあるでしょう。

そこで今回は服にたばこのニオイがついてしまったときの対処方法を解説します。

予防方法もあわせて紹介するので、喫煙者と出かけるときや居酒屋に行くときに試してみてください。

1.服に染み付いたたばこのニオイの落とし方

服にたばこのニオイがついてしまう原因は、たばこの煙は粒子が細かく、繊維の奥に染み込んでしまうからです。

数百種類の成分が含まれているため、落ちにくいたばこのニオイですが、自宅にあるもので落とすことが可能なので、紹介します。

1-1.スチームアイロンやスチーマーで服に蒸気をあてる

たばこのニオイは、スチームアイロンやスチーマーの蒸気で落とすことができます。水分が蒸発するときに、たばこのニオイも消える仕組みです。

全体にスチームを当てたら、服を振ってニオイを落としましょう。服のシワも一緒に取れるため、一石二鳥です。

ニオイが取れたら、風通しのいい日陰で干してしっかり乾かしてください。

スチーマー

1-2.湯気が立った浴室に吊るしておいておく

水洗いのできないスーツやコートなどは、湯気が立った浴室に1時間ほど吊るしておきましょう。

スチームアイロンやスチーマーの蒸気と同じ原理で、水分が蒸発するときにたばこのニオイを除去してくれます。

湿度によっては服が湿ってしまう可能性があるため、ニオイが取れたら風通しのいい日陰で干してしっかり乾かしてください。

1-3.重曹水につけ置きする

水洗いが可能な服は、重曹水につけ置きしてから洗濯するといいでしょう。

洗面器やバケツなど、服が入る大きさの容器にぬるま湯(40℃程度)を溜めて重曹を溶かします。重曹は大さじ3~4が目安。

服を入れて1時間ほどつけ置きしたら、いつも通り洗濯をするだけです。

1-4.たばこのニオイを取る消臭剤と一緒にビニール袋に入れる

たばこのニオイがついてしまった服を、置き型の消臭剤と一緒にビニール袋へ入れましょう。1~2時間入れておくだけでOKです。

普通の消臭剤でも効果はありますが、たばこのニオイ専用の消臭剤がおすすめです。

1-5.消臭スプレーを使う

消臭スプレーはかけるだけで効果が得られるので便利です。

最近は携帯用の消臭スプレーも増えているため、バッグに持っているとたばこのニオイがついたときにすぐに使えます。

消臭スプレーは無香料がおすすめ。たばこのニオイと消臭スプレーの香料が混ざると、不快に感じることがあるからです。

2.たばこのニオイがかんたんに落ちないときはクリーニングに相談

上記の方法を試しても、なかなかたばこのニオイが落ちないときはクリーニング店に相談しましょう。

無理矢理ニオイを落とそうとすると、服を傷めてしまうこともあるため気をつけてください。

3.たばこのニオイをつきにくくする予防方法

3-1.服についた細かいホコリを粘着クリーナーで取っておく

服にホコリがついているとニオイがつきやすくなるため、居酒屋などたばこのニオイが気になる場所に行く前に、細かいホコリを粘着クリーナーで取りましょう。

携帯用の粘着クリーナーもあるので、消臭スプレー同様にバッグに持っていると便利です。

服 粘着クリーナー

3-2.事前に消臭スプレーをしておく

消臭スプレーはニオイがついた服だけではなく、ニオイがつく前の服にかけても効果があります。

コロコロでホコリを取ったあとに、消臭スプレーをかけておきましょう。

まとめ

一度ついたたばこのニオイはなかなか消えません。

そのまま放置せず、スチームアイロンやスチーマーを使用したり、たばこのニオイに強い消臭剤や消臭スプレーを使ったりして対策をしましょう。

水洗いができる服は、重曹水につけ置きするのがおすすめです。また、たばこのニオイがつきそうな場所にいくときは、事前に対策をしておきましょう。

どうしてもたばこのニオイが取れないときは、クリーニング店に相談してくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。