夏のエアコンの温度設定は何℃が適切?人が快適に感じる温度についても解説!

2022.04.22

クールビズという言葉がすっかり定番化してきましたね。

そのため、冷房は28℃と記憶している人も多いのではないでしょうか。しかし、これはあくまでも室内温度の目安。エアコンの設定温度ではありません。

今回は、夏のエアコンの適切な設定温度や、冷房の温度設定を変えるだけでどのくらい電気代が節約になるのかなどを、くわしくご紹介します。

1.室内温度の目安は28℃

環境省が推奨する夏の室内温度の目安は28℃。

しかしこれは「エアコンの設定温度を28℃にする」ということではありません。エアコンは室内を28℃に保てる温度に設定しなくてはならないため、日によってエアコンの設定温度は変化します。

室温が28℃を超えているにもかかわらず、エアコンの設定温度を28℃にしたままの場合は熱中症などのリスクも高まるため非常に危険です。

室内温度

2.人が快適と感じる温度はどれくらい?

人が快適だと感じる温度は性別や年齢、また体型などによって個人差があります。

アメリカのとある研究では女性は25℃が快適な温度と感じるのに対して、男性は22℃という結果が。3℃も違うのは一般的に男性より女性の方が、基礎代謝が低く身体が冷えやすい傾向があるからです。

このように若い人より高齢者の方が、筋肉質な人より痩せている人の方が、基礎代謝が低いため温度の感じ方が異なるのです。

3.設定温度が28℃で暑い時、寒い時

自宅のエアコンであれば自分の好きな温度に設定可能ですが、オフィスなどはビルの管理室で温度設定がされており、個別にエアコンの温度を変えることができないこともあります。

また、大勢が働くオフィスでは一人一人温度の感じ方が異なります。自分が快適な温度で過ごす方法を見ていきましょう。

3-1.寒いときは「首、手首、足首」を温める

設定温度が28℃で寒いときは首、手首、足首など「首」がつく部分を温めましょう。冷たい空気は下にたまるため、かなり冷えるときは足首を温めると効果的です。

オフィスの場合は夏でもカーディガンやひざ掛けなどを用意しておくと安心です。

3-2.暑く感じるときはサーキュレーターや卓上扇風機などがおすすめ

設定温度が28℃で暑いときは可能であればサーキュレーターや卓上扇風機、除湿機を使うといいでしょう。

エアコンが温度以外の設定は変えられるのであれば風向きを変更してみるのも一つの手です。先ほども紹介しましたが冷たい空気は下にたまるため、風向きを水平にすると涼しく感じます。

4.冷房温度の見直しは電気代の削減にも

「冷房温度を1~2℃見直しても、そんなに電気代は変わらないのでは?」と思うかもしれませんが、実は意外と節約になります。

エアコンの冷房の設定温度を1℃上げると、約13%の消費電力削減に。仮に1ヶ月でエアコンの電気代が5,000円かかっている場合は、650円もの節約につながります。

健康に影響するような身体に負担をかける温度設定は避けた方がいいですが、こまめな温度調整は大切です。

5.冷房の電気代を抑えるコツ

5-1.自動運転機能をONにする

エアコンの自動運転機能を活用しましょう。自分で強弱をこまめに設定するよりも、電気代を節約できます。

自動運転をONにすると、設定温度になるまでは強風で運転します。設定温度になったら弱運転となり、温度を保つために自ら調整をしてくれるので無駄がないのです。

5-2.扇風機やサーキュレーターと併用する

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に行く性質があります。

そのため、扇風機やサーキュレーターを使用して空気を循環させることにより、遠くまで空気を送ることができ、節電になります。室内の温度が高さによって変わることなく、一定に保たれるので快適に過ごせるのもうれしいですね。

冷房の場合は、エアコンの風向きは水平に、扇風機やサーキュレーターは少し離れたところに設置し、エアコンに背を向けて送風しましょう。

5-3.フィルターを定期的に掃除する

エアコンは定期的な掃除が必要です。とくにフィルターは、ホコリや汚れがたまりやすく、そのまま放置すると冷房の機能の低下のみならず、エアコンの故障にもつながります。

2週間に1回を目安に掃除をしましょう。

また、外にある室外機の掃除も忘れずに行い、周りにはものを置かないようにしてくださいね。

まとめ

夏の室内温度の目安は28℃ですが、エアコンの設定温度を28℃にするという意味ではないため、注意しましょう。

エアコンは自動運転を活用したり、他の家電と併用したり、ちょっとした工夫で、電気代を抑えることができます。

ただし、電気代の節約ばかりに気をとられ、体調を崩さないようにくれぐれも注意してください。