トートバッグは洗濯できる?洗濯のやり方やお手入れ方法を解説

2023.01.10

トートバッグ

メインのバッグはもちろんのこと、お弁当入れなど、さまざまなシーンで活躍してくれるトートバッグ。

子どもと出かけると心配でいろいろ持って荷物が増えてしまう、仕事帰りにお買い物に寄りたいけどエコバッグを持っていくのは面倒…といったときも、大きめのトートバッグが欠かせないですよね。

出番が多いトートバッグは、持ち手などの汚れが気になりますが、洗濯してもいいのでしょうか。

今回は、どんなトートバッグなら洗濯できるのか、洗うときや干すときのポイントなどをくわしくご紹介します。

1.トートバッグは洗濯できる?

トートバッグが洗えるかどうかは、素材によります。

綿やナイロン素材でできているものが多いので、基本的には洗えますが、レースやビーズなど細かい装飾品がついている場合は注意が必要です。

洗濯をする前に、まずは洗濯表示を見てみましょう。桶のマークに×がついている場合は、水洗いができません。桶に手のマークがついているときは、手洗い可能という意味です。

洗濯表示

2.洗濯機でトートバッグを洗う手順

洗えるトートバッグでも、洗濯機に入れるだけではきれいにならないことも。洗濯機で洗えるトートバッグの場合の手順を確認していきましょう。

2-1.用意するもの

  • 洗濯用洗剤(中性洗剤)
  • 歯ブラシ
  • タオル

2-2.洗濯機で洗濯をする手順

1.持ち手や底、角などは汚れが付きやすい部分です。目立つ汚れには、洗濯用洗剤を直接しみ込ませ、歯ブラシでこすりましょう

2.トートバッグを洗濯ネットに入れ、おしゃれ着洗いコースやドライコースなど、弱い水流で洗えるコースを選んでスタート。

3.脱水は30秒~1分程度にし、タオルで水分を拭き取ります。長い時間脱水してしまうと、シワができてしまう可能性が高いので気をつけましょう。

トートバッグ

3.手洗いでトートバッグを洗う手順

手洗いであれば水洗いOKのトートバッグもあります。洗濯機で洗える場合でも、心配なときは手洗いがおすすめ。トートバッグを手洗いする手順をチェックしておきましょう。

3-1.用意するもの

  • 洗濯用洗剤(中性洗剤)
  • バケツや洗面器
  • 歯ブラシ
  • タオル

3-2.手洗いで洗濯をする手順

1.バケツや洗面器(大きい場合は洗面台でもOK)に、30~40℃のぬるま湯を入れ、洗濯用洗剤を混ぜます。

2.トートバッグを入れて、30分程度つけ置きをしたあとに、押し洗いをしてください。汚れが目立つ部分は、歯ブラシでこすってみましょう。

3.水を入れ替えて、すすぎます。洗うときと同様にゴシゴシもみ洗いをせず、押し洗いですすいでください。泡がなくなるまで2~3回水を入れ替えます。

4.トートバッグを洗濯ネットに入れ、洗濯機で30秒~1分程度脱水し、残った水気はタオルで拭き取りましょう。

トートバッグ

4.トートバッグを干すときのポイント

トートバッグは洗うだけではなく、干すときもコツがあります。

シワになりやすいため、トートバッグを手で叩き、しっかりと伸ばしてから干してください。

バックの開口部分を洗濯ばさみで挟んで、筒状になるように吊るして干すと早く乾きますよ。

直射日光に当たると、変色する恐れがあります。干す場所は、風通しのいい日陰を選んでくださいね。

5.トートバッグのお手入れ方法

いくら洗えるといっても、トートバッグを頻繁に洗うと型くずれや色落ちする可能性があるので、できれば日頃からお手入れをして、汚れを防止したいものです。

お気に入りのトートバッグを長持ちさせるために、簡単にできるお手入れ方法をご紹介します。

5-1.防水スプレーをかける

突然の雨や雪に備えて、トートバッグに防水スプレーを吹きかけておくと安心です。

水濡れだけではなく、汚れがつくのを防止する効果も期待できます。

ただし、防水スプレーを使うときは、屋外の通気性のいい場所で行うようにしましょう。吸い込んでしまうと危険です。

5-2.濡れたときは風通しのいい場所に

トートバッグが雨や雪などで濡れてしまったときは、そのまま放置していると、シワやニオイの原因になることも。

中身をすべて出し、空の状態にしてから、風通しのいい場所に干すようにしましょう。

トートバッグ

まとめ

トートバッグは綿やナイロン製のものが多いため、洗濯できる可能性が高いです。まずは洗濯表示を確認してみましょう。
洗濯機で洗うことができるトートバッグでも、型くずれをしないか心配なときは手洗いがおすすめ。

また、トートバッグはシワになりやすいので、干すときにしっかりと伸ばすことがポイントです。

洗濯できるトートバッグでも、洗濯の回数が増えれば増えるほど傷む可能性は高まります。

日頃から防水スプレーを活用するなど、汚れをつけない工夫をするといいでしょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。