2021.09.03
少しだけ外出するのであればエアコンはつけっぱなしにしておいた方が電気代を節約できると聞いたことはありませんか?
しかし少しの時間の基準がよくわからないですよね。
今回はエアコンをつけっぱなしにするときの時間の基準や、昼と夜で外出時間の目安はかわるのかなどをくわしくご紹介します。
エアコンはつけっぱなしにしておいた方が電気は安いといった話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
外出するときに何も考えずエアコンを切ってしまうと戻ったときにまた暑い部屋を一から冷やすことになり、エアコンがフル活動しているのを見て「つけっぱなしの方がよかったかも?」と感じることもありますよね。
結論からいうと「エアコンはつけっぱなしにした方が電気代は安い」は正解であり不正解でもあります。
なぜなら使っているエアコンの機種や状況によって「つけっぱなし」か「電源ON/OFF」を上手に使い分けることがポイントだからです。
人感センサーが付いているエアコンは「エコ運転」といったモードに切り替えることができ、自動で電源のON/OFFを管理してくれます。
このようなエアコンは自分で電源のON/OFFをするよりもつけっぱなしの方が効率的に運転してくれるため電気代が節約できる可能性が高いです。
日中の時間帯は日差しも強いためエアコンをOFFにすると部屋内の温度が急に上がり、ONにしたときに消費電力が大きくなります。
日中で30分以内の外出であればこまめに電源のON/OFFをすることで運転開始直後の消費電力が何度もかかるよりも「つけっぱなし」の方が節約できます。
電源のON/OFFを自分で行う場合は時間帯により判断基準が違います。
具体的な時間はとある実験によると、日中は9時~18時の間に35分以内、夜は18時~23時の間に18分以内の外出であれば「つけっぱなし」の方が節約できるというデータがでています。
電源を切ってしまうと気温だけではなく湿度も上がってしまい不快に感じることがあるため、短時間であればつけっぱなしの方がおすすめなのです。
夜はエアコンをつけっぱなしにするよりも電源のON/OFFをこまめにした方が節約できます。
なぜなら日中とくらべ外気温が低く、運転開始時の電力が小さいからです。
日中に35分以上外出するときはエアコンの電源を切った方が節約できます。
また夜は先ほどご紹介したとおり運転開始時の消費電力が抑えられるため、18分以上外出する場合は電源をOFFにした方がいいでしょう。
エアコンの冷房は日中や夜などの時間帯にどのくらいの時間外出するのかなどを考慮して、つけっぱなしにするか電源をOFFにするか決めましょう。
自分でこまめに調節するのは面倒という場合は、人感センサー付きのエアコンを検討してみてください。