梅雨の洗濯物は生乾きの臭いが付きがち!生乾きの臭いがつかない乾燥方法とは?

2024.06.28

梅雨の時期の洗濯は、なかなか乾かなかったり、やっと乾いたと思ったら生乾きの臭いがしたり、憂鬱になることも多いですよね。

ジメジメした梅雨でも、できる限り気持ちよく洗濯をしたいものです。

今回は、梅雨の時期の洗濯物の乾かし方のコツや、生乾きの臭いがしてしまったときの対処法などをくわしくご紹介します。

1.梅雨時期に洗濯物から生乾きの臭いがするのはどうして?

綺麗に洗ったにもかかわらず洗濯物から生乾きの臭いがするのは、衣類が乾くまでに時間がかかり洗濯物に残ったわずかな雑菌が繁殖して増えることが原因です。

梅雨の時期は外にも干せず乾きにくいので、臭いが出ないように乾くまでの時間を短縮する工夫が必要となります。

2.梅雨時期の乾かし方のコツ

2-1.干し場所のポイント

洗濯物がよく乾く場所は、「高い温度」「低い湿度」「風が通りやすい」という条件がそろったところ。これらの条件に当てはまるのは、浴室・部屋と部屋の間・部屋の中央などです。

当たり前ですが、浴室は浴室乾燥がない場合、使用直後は湿度が高くなっているため、注意しましょう。

浴室乾燥機があるときは、浴室乾燥がおすすめです。浴室乾燥機について、詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。

浴室乾燥機はとっても便利!浴室乾燥機のメリット・デメリットを解説

冬であれば、エアコンの風が当たる場所もベスト。夏はエアコンの除湿機能を使うのも一つの手です。

カーテンレールや壁側などに干す人も多いですが、風通しがあまりよくありません。なるべく部屋の中央に干すといいでしょう。

2-2.干すときの並べ方や吊り下げ方のポイント

1)ある程度感覚を空けて干す

洗濯物を干すときは、感覚を15cmほど開けましょう。衣類が詰まっていると風が通り抜けられないため、湿度がたまり蒸れてしまい、乾くまでに時間がかかります。

小物を干すときに使うピンチハンガーは自分で感覚を決めることができないので、短いものを真ん中に長いものを端に干してアーチ状にすると風通しがよくなり、早く乾きます。

2)裏返して干す

衣類は裏側の面積が広いので、裏返して干すと早く乾きます。

とくにボトムスはポケットなどがついていることが多く、厚手で縫い方も複雑なので、裏返して干しましょう。

家族の服すべてを裏返して干すのは少し手間がかかります。ですが、ある一工夫をするだけですべての服をかんたんに裏返しで干すことができます。詳しくはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

洗濯物は裏返して洗うのがおすすめ!洗濯物を裏返す手間も一工夫で解決

3)部屋の換気扇を回す

洗濯物を早く乾かすには、換気が重要です。対面で窓を開けることができればいいですが、窓が一ヵ所しかなかったり雨が吹き込んでしまったりする梅雨の時期は、換気ができないことも。そんなときは、お風呂場やキッチンの換気扇を回しましょう。

3.家電を利用してさらに乾燥を時短する

3-1.扇風機やサーキュレーターで風を当てる

窓が開けられない、風がまったくないというときは、洗濯物に扇風機やサーキュレーターで風を送ると早く乾きます。扇風機の強さは弱で大丈夫なので、なるべく全体に風が送れるように首を振りましょう。

3-2.除湿機で湿度を下げる

除湿機で湿度を下げると、洗濯物が早く乾きます。除湿機から出る乾いた風が、洗濯物に当たるように置きましょう。部屋にエアコンがあるときは、エアコンの除湿機能を使ってもOK。

3-3.洗濯機の乾燥機能を使う

洗濯機に乾燥機能がついている場合は、梅雨の時期だけでも活用しましょう。衣類の傷みが気になるという人は、完全に乾かさなくてもOK。余分な水分を飛ばすだけでも、早く乾かすことができます。

4.生乾きの臭いがついてしまった時は

梅雨はちょっとしたことで、生乾きの臭いが発生することが多い季節です。

生乾きの臭いがするときは乾燥機に10分程度かけたり、アイロンがけをしたり、熱を利用すると雑菌が抑えられ臭いが軽減しますが、臭いがひどいときはもう一度洗い直しましょう。

まとめ

梅雨の時期は、風通しがいい場所に干し、乾燥するまでに時間をかけないことが大切です。

電気代が気になるかもしれませんが、洗濯機に乾燥機能がついているのであれば、乾きにくいものだけでも使用するといいでしょう。また、扇風機やサーキュレーターを活用するのもありです。

梅雨の時期以外にも、台風や雪など、部屋干しが多くなって、生乾きの臭いが気になってしまうシーズンには、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。