2024.05.29
バナナは栄養価も高く、おやつだけではなく朝食にも取り入れている人も多いのではないでしょうか。
熱帯で育つバナナは、常温保存のイメージが強いですが、数日経つと黒っぽく変色してしまい、やわらかくなってしまうことも。
食べごろのおいしい状態のバナナを保つためには、どのような保存方法がいいのでしょうか?
そこで今回は、バナナを常温で保存するときの注意点や、冷蔵や冷凍で保存するときのポイントなどをくわしくご紹介します。
バナナの食べごろは、好みによって変わっていきます。バナナの保存について知る前に、バナナの熟成について覚えておきましょう。
バナナの軸と呼ばれる上の部分が、青めのバナナは「グリーンチップ」といいます。甘さが控えめなので、すっきりした味わいで、整腸効果が期待できるといわれています。
軸も黄色のバナナは「フルイエロー」。甘くておいしく、一般的に食べごろといわれる状態です。美肌効果が期待できるといわれています。
シュガースポットと呼ばれる、茶色の斑点が出始めたバナナは「スター」。より濃厚な甘みで、免疫効果が期待できるといわれています。
自分が食べたい状態によって、保存方法が変わるので、熟度を見極めて食べごろを逃さないようにしましょう。
フルイエローやスターの状態でバナナを食べたい場合は、常温で直射日光の当たらない風通しのいい場所で追熟させていきましょう。
バナナはそのまま置いてしまうと、テーブルなどと接触した部分が黒ずみ、傷みやすくなるため、バナナスタンドでつり下げて保存するのがおすすめです。
専用のスタンドがないときは、S字フックやひもでも代用できます。
自分好みの状態でバナナを日持ちさせたいときは、1本ずつバナナをポリ袋に入れましょう。巻きつけるようにピタッと包むのがポイント。冷蔵庫の野菜室で保存してください。
他の野菜や果物から出るエチレンガスをポリ袋で遮断し、バナナ自身から出るエチレンガスを5~10℃の環境におくことにより減らすことができるので、追熟を遅らせることが可能となります。
バナナは冷蔵保存であれば、2週間程度を目安に食べるのがベストですが、さらに長期保存したいときは冷凍保存がおすすめ。
皮をむいてそのままラップに包んで冷凍してもいいですが、みじん切りやペースト状にして保存袋で冷凍すると、すぐに使えて便利です。
凍ったままスムージーやヨーグルトに入れたり、アイスと一緒に食べたり、ジャムのようにパンと合わせてもいいですね。
バナナは自分の好みによって、常温保存から冷蔵保存へ切り替えるタイミングが違います。
食感や得られる効果などを把握し、熟度を見極めて保存しましょう。
バナナは冷凍保存することもできるので、食べやすい大きさに切って冷凍しておくと、スムージーにしたり、ヨーグルトと食べたりなど、アレンジレシピも楽しめますよ。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。