2023.04.25
比較的安価で、くせのないえのきは、炒めものやスープなど、さまざまなジャンルで大活躍します。
特売などで、ついついたくさん購入してしまうこともあるのでは?
スーパーで売られているえのきは、常温または冷蔵ですが、自宅の冷蔵庫へ入れるだけでいいのでしょうか。
今回は、えのきの風味を保つための正しい保存方法を、冷蔵と冷凍にわけてご紹介します。
えのきを冷蔵保存する場合は、石づきを切り落とさず、ペーパータオルや新聞紙で全体を包み、ポリ袋などに入れて、野菜室で保存しましょう。
湿気が出てくることもあるので、ペーパータオルや新聞紙はこまめに取り替えてください。
えのきは冷蔵で約1週間保存が可能です。
えのきを購入時の袋に入れたままの場合は3日程度のため、面倒でもペーパータオルや新聞紙で包んで保存した方がいいでしょう。
表面がヌメヌメとしていたり、水っぽくなっていたり、黄色や茶色に変色しているときは食べるのは控えましょう。酸っぱいニオイを感じたときも、腐っているサインです。
えのきを冷凍保存する場合は、石づきを切り落とし、手でほぐして保存袋に入れましょう。
洗わずにそのまま保存袋に入れ、平べったい状態にして冷凍してください。
1~2時間経ち半冷凍の状態になったら、一度冷凍庫から取り出し袋をよく振るとパラパラの状態になるため、使いやすいですよ。
えのきに限らず、きのこ類は冷凍すると旨味と栄養価がアップします。生のまま冷凍すると、細胞壁が壊れ、旨味成分であるグアニル酸が出やすくなるのです。
グアニル酸の他に、グルタミン酸やアスパラギン酸も約3倍に増えるといわれており、栄養価も高まります。
とくにえのきは冷凍すると、脂肪を分解してくれるといわれているキノコキトサンが12倍もアップするメリットも。
大量に購入したときや切ったのに余らせてしまったときは、冷凍保存がおすすめです。
えのきは冷凍で約1ヶ月保存が可能です。
半冷凍の状態でパラパラの状態にするのを忘れてしまいそう…という人は、小さめの保存袋に小分けにしておくといいでしょう。
冷凍したえのきは、凍ったまま調理に使用できます。えのきは火が通りやすいので、わざわざ解凍する必要はありません。
えのきは1週間程度で使い切るのであれば、野菜室で冷蔵保存がおすすめです。
ただし、購入時の袋に入れたままではなく、ペーパータオルや新聞紙に包んでから保存しましょう。
1週間で使い切れない場合は、冷凍保存にしましょう。きのこ類は生のまま冷凍保存をすると、多少食感は変わるものの、旨味と栄養価がアップします。
えのきを冷凍するときは、完全に凍る前に袋をよく振ると使いやすいですよ。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。