2022.11.07
ハンバーグや餃子、肉だんご・キーマカレーなど、さまざまな料理に活躍するひき肉。
レシピが豊富だからとついたくさん購入してしまい、余らせてしまうこともありますよね。
ひき肉が余ってしまったときは、冷凍するだけでいいのでしょうか。正しい保存方法を知っていれば、傷みやすいひき肉も最後までおいしく食べることができますよ。
今回は、ひき肉の正しい保存方法をくわしく解説していきます。
すぐに使わないひき肉は、購入したら迷わず冷凍しましょう。
ひき肉は空気に触れる面積が多いため、酸化が早く、時間が経つと茶色っぽくなってしまうことも。冷蔵ではなく、冷凍保存が基本です。
すぐにといっても、パックのままひき肉を冷凍するのはNG。
衛生的にもよくありませんが、そのまま凍ってしまうので、大きなかたまりになってしまい、使いたい分だけ取り出すことが難しくなります。
「少し解凍すれば、使用する分だけ取り出せるのでは?」と考えるかもしれませんが、再冷凍は品質低下につながるので、おすすめできません。
1食分ずつ小分けに包むことで、ドリップを抑制し、傷みにくくしてくれます。
100g程度を目安に、なるべく空気に触れないよう、ラップでぴったりと包みましょう。厚みがですぎないように注意してください。平らにすることで冷凍および解凍時間が短縮できます。
あとは冷凍用の保存袋に入れて、金属製のバットの上に置き、冷凍庫へ。約2週間、保存が可能です。
ひき肉は半解凍の状態で調理することがポイント。
冷蔵庫で解凍するのであれば、100gにつき3~4時間が目安です。
電子レンジで解凍する場合は、200Wで100gにつき1分程度が目安。解凍機能があるときは、そちらを活用しましょう。
ただし、電子レンジは解凍ムラができやすいため、時間があるときは冷蔵庫での解凍をおすすめします。
ひき肉をふりかけのようにパラパラな状態で冷凍すれば、使いたい分をすぐに取り出すことができます。
金属性のバットにラップを敷き、ひき肉を菜箸やフォークでパラパラに広げます。上からラップをかけて冷凍庫に入れ、30分ほどたったら保存袋に移します。空気を抜いて袋を閉じたら、再度冷凍庫へ。約2週間、保存が可能です。
凍ったまますぐに調理することが可能です。煮物やスープ、チャーハン、卵焼きなど、少しだけ使いたいというときにも、とても便利です。
そぼろにしてから冷凍すれば、そのままの状態よりも長持ちするため、約1ヶ月保存可能になります。
ひき肉をフライパンで炒めて、パラパラの状態になったら味付けをして、水分を飛ばします。
お弁当やトッピングに使用するときは、味付けを濃いめにすることがポイント。
バットで粗熱を取ったら、1回分(100g程度)を目安に、ラップで小分けに包みます。あとは冷凍用の保存袋に入れて、冷凍庫へ保存するだけ。
使うときは、必ず加熱してください。電子レンジで解凍可能です。100gにつき500Wで約1分加熱します。
そのままご飯にかけたり、冷ややっこやサラダのトッピングにしたりとさまざまなシーンで使えます。
凍ったまま調理することもできるので、ミートソースやコロッケ、チャーハン、麻婆豆腐などにも使用可能です。あらかじめ調理に使用すると決めているときは、どんな料理にも合うように薄味にしておくといいですよ。
ひき肉は非常に傷みやすいため、すぐに使わないときはなるべく早く冷凍保存をしましょう。
ただし、急いでいるからといって、パックのまま保存するのはNG。
小分けにして空気になるべく触れないようにしてから、冷凍庫へ入れてください。
パラパラの状態で冷凍すれば、使いたいときに使いたい分だけ取り出すことが可能です。
加熱してそぼろにしておけば、お弁当やトッピングなどにも活躍してくれますよ。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。