洗濯機の選び方のポイントは?縦型とドラム式の違いも解説!

2022.02.21

洗濯機 

洗濯機は頻繁に購入するものではないので、どんなポイントを見て選べばいいのだろう?と迷ってしまいますよね。

縦型洗濯機とドラム式洗濯機は、見た目以外に何が違うのかも気になるところです。

今回は、失敗しない洗濯機の選び方を学び、納得の1台を見つけましょう。

1.「縦型洗濯機」「ドラム式洗濯機」のメリット・デメリット

洗濯機には大きく分けると「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」がありますが、洗濯槽が縦と横になっているだけで、他に違いがあるの?と思っている人も多いのではないでしょうか。実は選ぶときに重要な細かい違いがあるのです。

1-1.縦型洗濯機

縦型洗濯機のメリットは、洗浄力の高さ。たっぷりの水で洗剤を泡立てて洗うことができるので、頑固な汚れも落としやすいのがうれしいポイント。

コンパクトなサイズもあるので、せまいスペースにも置けるのも助かります。また価格もドラム式洗濯機に比べると安いです。

一方デメリットは、水の使用量が多くなるので節水できず、もみ洗いをするため衣類が少々傷みやすいこと。また、乾燥機能がついている縦型洗濯機もありますが、ドラム式と比べるとしっかり乾燥できないのが難点です。

1-2.ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機のメリットは、洗濯物を上から下に落とすたたき洗いをすることで汚れが落ちる仕組みのため、水の使用量が少なく節水できます。また乾燥機能が優れており、空気に触れる面が多いためふわふわに仕上がります。

一方デメリットは、少ない水で洗うため、縦型洗濯機と比べるとやや洗浄力が弱く、色移りの危険性が高まること。またサイズが大きいため、せまいスペースには置きにくいというデメリットもあります。

2.洗濯機を選ぶ5つのポイント

「縦型洗濯機」「ドラム式洗濯機」の違い以外にも洗濯機を選ぶときのポイントはたくさんあります。最低限チェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。

2-1.洗濯容量は家族の人数と洗濯頻度で選ぶ

洗濯機の容量は、家族の人数×1.5㎏が目安といわれています。シーツや毛布など大きいものを洗うときは+1~2㎏余裕を見ておくといいでしょう。

また、洗濯頻度によっても選び方が変わってきます。少ない量でこまめに洗濯をする人は、人数×1.5㎏で選んでもいいですが、週末にまとめて洗うことが多い人は大きめの洗濯機がおすすめです。また、洗濯物をパンパンに詰め込むのはよくないですが、まとめて洗う方が節水になります。

下記は少し余裕を見たときの洗濯容量です。迷ったときは参考にしてみてください。

  • 1人:6~7kg
  • 2~3人:8~10kg
  • 4~5人:11kg以上
  • 6人以上:12kg以上

 

ちなみに乾燥機能付きの洗濯機は、「乾燥容量」もチェック。洗濯できる量と乾燥できる量は違い、乾燥容量の方がかなり少なくなっているため注意しましょう。

2-2.静音性

夜に洗濯をすることが多い、マンションやアパートなど集合住宅に住んでいる人は、洗濯機の音も気になりますよね。

洗濯機は、洗濯・脱水・乾燥で音の大きさが異なりますが、一般的には乾燥中の音の方が大きいことが多いです。乾燥中に出る音は縦型よりもドラム式の方が小さめです。

また、洗濯機によっては「ナイトコース」など音を抑えて洗うことができる機能や、インバーター制御ありと記載してある静音性に優れたタイプもあるので、音が気になる人は注目してみてください。

2-3.洗濯槽の深さ

縦型洗濯機は、容量だけではなく洗濯槽の深さもチェック。

洗濯機の高さは90cm前後のものを選ぶと、奥まで届きやすいので、身長が低めの女性でも出し入れがしやすいです。

2-4.ドアの開閉の向き(ドラム式洗濯機)

ドラム式洗濯機は、置く場所を考慮してドアが右開きか左開きかを確認する必要があります。また扉を全開にしたときにどのくらいのスペースが必要であるかも調べておきましょう。全開にできない場合、洗濯物の出し入れがしにくくなってしまう可能性があります。

2-5.付加機能の有無

最近の洗濯機には便利な機能がたくさんついています。しかし機能があればあるほど、価格は上がるので、不要な機能がついているものを選び高くつくのは避けたいところ。

「洗剤自動投入機能」がついているものは、洗剤の入れ忘れを防ぎ、いちいち測る必要がなく、こぼすリスクを減らすことができるうれしい機能ですが、定期的に掃除が必要なため、面倒だなと感じる人はついていない方がいいかもしれません

忙しい人には「スマホ連携機能」がおすすめ。外出先からも洗濯機を操作することができます。洗濯が終わってから長時間放置してしまうとシワなどの原因になるので、終わる時間を帰宅時間に合わせて外から洗濯をスタートできるのはありがたいですよね。

小さな子どもがいる場合は「チャイルドロック機能」をチェック。ドラム式洗濯機は密閉性が高く、誤って子どもが中に入ってしまうととても危険です。

付加機能は便利ではありますが、デメリットもあるので、しっかりと確認しましょう。

3.おすすめの洗濯機4選(AQUA)

洗濯機の選び方は理解したけど、どの洗濯機がいいのかわからなくなってきたという人のために、おすすめの洗濯機を4つご紹介します。

3-1.AQW-S60J

一人暮らしにおすすめの縦型洗濯機「AQW-S60J」。洗濯容量は6㎏です。

3Dアクティブ洗浄という機能がついているため、もみ洗いでも衣類が傷みにくいのがうれしいポイント。さらに繊維の奥からしっかりと汚れを落とすこともできるので、洗浄力も抜群です。

AQW-S60J

3-2.AQW-GV90J

「AQW-GV90J」はP&Gのアリエール・ボールドと共同開発したジェルボールコースが搭載された縦型洗濯機。

2~3人で暮らしている人や、一人暮らしでもまとめて洗いたいという人におすすめのサイズです。「3Dパワフル洗浄&高濃度クリーン浸透RX」で衣類へのダメージを抑えながらしっかりと洗い上げます。

AQW-GV90J

3-3.AQW-GTW90J

「AQW-GTW90J」は、3-2でご紹介した「AQW-GV90J」と同じくP&Gのアリエール・ボールドと共同開発した縦型洗濯機ですが、こちらはなんと乾燥機能付き。

「AQW-GTW90J」の特徴は、汚れはしっかり落としてくれるのに、衣類のダメージは軽減する「激落ちケア洗浄」。お気に入りの服を洗濯するときも安心ですね。

AQW-GTW90J

3-4.AQW-FV800E

AQUAのドラム式洗濯機「AQW-FV800E」は、リフレッシュ浸透洗い・パワフルたたき洗い・ローリングもみ洗いの3ステップで汚れを落とすので皮脂汚れや黄ばみを落とす能力も高く、「泥んこ予洗いコース」も搭載されている洗浄力に優れているドラム式洗濯機です。

節水したいけど、汚れ落ちも気になるという人におすすめ。うれしい除菌機能もついています。

スタイリッシュなデザインで部屋の雰囲気を壊さないので、インテリアにこだわる人にも人気です。

AQW-FV800E

まとめ

洗濯機はまず「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」のメリット・デメリットを理解してから、人数や使用頻度を考慮して欲しい洗濯機を絞っていきましょう。どれがいいかわからなくなってきたときは、家電量販店などに見に行ってみるとイメージが湧きやすいですよ。洗濯機は長く付き合う家電なので、慎重に選びましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。