トマトは冷蔵保存?それとも冷凍保存?トマトの保存方法を解説!

2022.10.30

トマト

鮮やかな色が食欲をそそり、低カロリーで栄養価も高いといわれているトマト。

生のままサラダなどで食べてもいいですが、スープや炒め物、ソースに使うなど、加熱調理にも大活躍します。

トマトはバラ売りされていることもありますが、パックでまとめられていることの方が多いので、一人暮らしや少人数の家族では使い切らずに余ってしまうことも多いでしょう。

トマトが余ったときは、冷蔵庫へ入れるだけでいいのでしょうか?今回は、トマトの正しい保存の仕方をくわしく解説していきます。

1.トマトは冷蔵・冷凍どちらも可能

トマトは冷蔵でも冷凍でも保存が可能です。

生のトマトを食べたいときは、冷蔵保存がおすすめ。トマトの保存に適した温度は10℃前後といわれているため、野菜室へ。冷蔵室はトマトにとっては、温度が少し低い環境です。

カットしたトマトは傷みやすいため、冷凍保存をおすすめします。

トマト

2.トマトの冷蔵保存のポイント

2-1.冷蔵でのトマトの保存方法

トマトを冷蔵保存するときは、寒さと衝撃から守ることがポイント。

冷蔵保存のコツを覚えておきましょう。

1)トマトを1個ずつペーパータオルで包む
2)包んだトマトを、ヘタ側を下にして保存袋に入れる
3)冷蔵庫の野菜室へ

肉厚なヘタを下にすることで傷みにくくなります。保存期間の目安は1週間前後です。

3.トマトを冷凍保存するメリットとポイント

3-1.トマトを冷凍保存する3つのメリット

トマトは冷凍保存することで得られるメリットが多いのをご存知ですか?

すぐに使わないとわかっているときは、鮮度が高いうちに冷凍してしまいましょう。

冷蔵より日持ちする

冷蔵保存の場合は、1週間以内に食べきるのがベストですが、冷凍であれば、丸ごとなら1ヶ月、カットしたものでは2週間程度の保存が可能です。

冷凍保存したトマトは、生で食べるのは控え、加熱調理をするようにしましょう。

簡単に皮がむける

トマトの皮むきは、熱湯にくぐらせたり、火であぶったりと、意外と面倒なイメージがありますよね。

しかし、トマトは冷凍すると、面倒な皮むきが簡単になります。冷凍してから水に浸けると、あっという間にツルッとむけます。

ちなみに皮をむく必要のないときは、そのまま食べるのがおすすめ。なぜならトマトの皮には、リコピンやβカロテンなどの栄養が豊富だからです。

カットしたものはそのまま調理に使える

カットして冷凍したトマトは、凍ったまますぐに調理に使用することができます。急いでいるときは、カットする時間が短縮できて助かりますね。

凍ったまますりおろして加熱するだけで、トマトソースも簡単に作れます。

3-2.トマトを冷凍保存する際のポイント

トマトを冷凍保存するときは、丸ごとまたはカットして、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。

丸ごと保存するときは、必ずヘタを取ります。ヘタの部分は雑菌がつきやすく、傷みの原因になるからです。

カットしたトマトを冷凍保存するときは、粗いみじん切りにして、厚みを薄めにして平らに凍らせることがポイント。使いたい分だけ折って、調理に使用できるのでとても便利です。

トマトを冷凍した際は必ず加熱調理が必要になるので、サラダなどではなくスープや炒めものの具材などに使いましょう。

トマト

4.青いトマトは常温で追熟

トマトがまだ完熟していないときは、常温保存で追熟しましょう。15~25℃が適温といわれています。

冷蔵保存をするときと同じく、トマトを1個ずつペーパータオルで包み、ヘタ側を下にして、気温差の少ない冷暗所で保存します。保存期間の目安は2~3日です。

完熟したら、ペーパータオルに包んだままのトマトを、保存袋に入れて、野菜室で保存します。

トマト

まとめ

トマトは寒さと衝撃に弱い野菜です。

冷蔵と冷凍どちらでも保存が可能ですが、生のまま食べたいときは冷蔵保存がおすすめ。

冷蔵保存するときは、野菜室に入れるようにしましょう。

カットしてしまったトマトや皮をむきたいときは、冷凍保存にしましょう。冷凍したときは、必ず加熱調理をしてから使ってください。

トマトがまだ緑色のときは、追熟が必要です。15~25℃の環境で常温保存をすると、2~3日で赤くなってきますよ。完熟したら忘れずに冷蔵庫へ入れてくださいね。

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