冷蔵庫の開けっ放しは電気代が高くなる?冷蔵庫の電気代節約術も解説!

2021.11.19

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冷蔵庫の扉が開けっ放しになっていることに気づいて、ゾッとした経験がある人もいるのではないでしょうか。

電気代がたくさんかかってしまったら、食品が傷んでいたら…と不安は尽きません。

今回は冷蔵庫を開けっ放しにしてしまったときに起こる現象や、開けっ放しに気づいたときの対処法などをくわしく解説します。

1.冷蔵庫の開けっ放しは電気代が高くなる?

冷蔵庫を開けっ放しにすると、莫大な電気代がかかるのではと思っている人も多いかもしれません。しかし、ほとんどの冷蔵庫は、扉が開くとコンプレッサーの働きが止まる仕組みになっています。

そのため、開けっ放しになっても電力の消費が最も大きいコンプレッサーが止まるので、電気代が大きく変わることはないでしょう。

仮にコンプレッサーが止まらない冷蔵庫でも、消費電力を300W、1時間の電力単価を27円で計算した場合は、約8円となります。1日中開いていても約192円なので、電気代はそこまで高くなることはありません。

2.常温に戻った場合、冷え切るまでにどれくらいかかる?

冷蔵庫が常温になってしまった場合、十分に冷えるまでは平均10時間程度。

メーカーや機種によっても異なります。また、夏場など暑い季節は冷えるまでにかなりの時間がかかり、24時間以上になることもあります。

3.冷蔵庫を開けっ放しにしていると出てくる問題点

冷蔵庫を開けっ放しにしてしまったときは、電気代よりも他の問題の方が大きいといえます。どのような問題が起こるのか見ていきましょう。

3-1.食材や食品の状態が悪くなる

冷蔵庫を開けっ放しにすると、温度上昇は避けられないので、食材や食品が傷んでしまうことがあります。とくに冷凍庫は温度上昇が激しいので半解凍状態になり、食べることができても再度冷凍すると味が落ちることも。

冷蔵庫の中の食材をすべて買い替えるのは、電気代よりも高いのでかなりの出費になります。

3-2.庫内に水滴や霜がつく

庫内の温度上昇により、水滴や霜がつくことがあります。

水滴はしっかり拭き取らないと、カビの原因になることもあります。

また、水滴は拭き取れば除去できますが、水滴が凍ってしまうと霜になってしまい冷却効率が悪くなります。

3-3.故障に繋がる可能性も

扉が開けっ放しになっても、コンプレッサーの動きが止まらないタイプの冷蔵庫もあります。

コンプレッサーが止まらない場合は、開けっ放しになると水が多く入りこむなど、かなりの負荷がかかるので、故障の原因になる可能性があります。

故障しなくても冷却効率が悪くなり、余計な電気代がかかることも。

4.開けっ放しに気づいたときの対処法

4-1.食材や食品の状態を確認する

冷蔵庫の開けっ放しに気づいたら、まずは食材や食品の状態を確認しましょう。

とくに肉や魚などの生鮮食品は要注意。その他の食品も含め、色やニオイなどを確認して、異変を感じたら食べない方がいいでしょう。

4-2.ドアのゴムパッキンの状態を確認する

冷蔵庫の扉は磁石で閉まる仕組みのため、ドアのゴムパッキンが汚れていると磁石がうまくつかず、しっかりと閉まらないことがあります。

ゴムパッキンの掃除はこまめに行い、割れなど壊れている場合は取り換えましょう。

4-3.冷蔵庫の電源を切って水滴や霜を拭き取る

先ほどもご紹介しましたが、庫内に水滴や霜がついていると、カビの原因になったり冷却性能が落ちたりします。

水滴だけの場合は拭き取ればいいですが、霜がついてしまったときは一度電源を切って溶かし、しっかりと拭き取りましょう。

5.冷蔵庫の電気代節約術

冷蔵庫は電源を切ることができないので、電気代が気になりますよね。節約というと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、日頃のちょっとした心がけで電気代を抑えることができます。

冷蔵庫の電気代節約術もチェックしておきましょう。

5-1.食材を冷蔵庫に詰めすぎない

冷蔵庫に食材を入れすぎると、冷気の通り道が狭いため循環が悪くなります。

また、たくさんの食材が詰まっていると取り出しにくく、扉が開いている時間が長くなるため、庫内の温度が上昇してしまいます。冷えるまでに時間がかかると、電気代が増える原因に。

食材の量は冷蔵庫の半分程度が理想ですが、多くても7割くらいに抑えるといいでしょう。冷気の出口に食材を置いて塞がないことも大切です。

5-2.開け閉めの頻度は少なめに

冷蔵庫の開け閉めが多いと、冷気が逃げて庫内の温度が上昇するため、冷やすための電気代がかかります。

普段から冷蔵庫の整理整頓を心がけ、開けるときは何を取り出すか決めてから開けるようにしましょう。

5-3.季節に合わせて温度設定を変える

冷蔵庫は温度設定ができるようになっており、「強」「中」「弱」などから選択ができます。「弱」は消費電力が少ないため電気代が抑えられますが、常に「弱」ではうまく冷えず食材に影響することも。

そのため、夏は「強」、春と秋は「中」、冬は「弱」など、季節に合わせて設定温度を変えると、電気代の節約に繋がります。

メーカーや機種によって同じ運転モードでも温度が異なるので、最適な温度設定を見つけてみてください。

5-4.壁と冷蔵庫の距離は少し空ける

冷蔵庫は放熱するスペースがないと、余計な消費電力がかかることがあります。

冷蔵庫は壁から少し離して設置し、放熱スペースを確保しましょう。メーカーや機種によって、放熱に必要なスペースが異なるので、取扱説明書を確認しましょう。

まとめ

冷蔵庫の開けっ放しは電気代を心配するよりも、食材や食品が傷んで食べられなくなることの方が、ダメージが大きいです。日頃から開けっ放しにならないように、しっかりと閉めるようにしましょう。

開けっ放しが心配な人は、扉が開いてから一定時間経過すると、アラームが鳴るシステムが搭載されている冷蔵庫もあります。冷蔵庫が買い替えられないという人は、扉の閉め忘れを教えてくれるアイテムもあるので、ぜひ活用してみてください。