2024.04.24
お正月に足りなくならないように、おせちをたくさん作ったけれど、食べきれなかった経験がある人も多いのではないでしょうか?
せっかく作った豪華なおせちは、なるべく味を落とさず保存しておきたいですよね。
おせちの余った具材は、どのように保存するのが正しいのでしょうか?
今回はおせちを冷蔵・冷凍で保存した場合どのくらい日持ちするのか、また長持ちさせるコツなどもくわしくご紹介します。
おせちの日持ちは、手作りと購入したものによって違います。それぞれどのくらい日持ちするのか見ていきましょう。
まずは手作りおせちの場合、どのくらい日持ちするのか、具材別にご紹介します。
具材 | 保存可能期間 | 保存するときの注意点 |
栗きんとん | 約2~4日 | 砂糖を多めにまたはレモン汁を少し入れると日持ちします。 |
煮物 | 約3~4日 | 1日1回必ず火入れをしましょう。 |
黒豆 | 約5日 | 2~3日経ったら火入れをすると1週間ほど日持ちします。 |
数の子 | 約1週間 | ラップや密閉容器を使って外気に触れないようにしましょう。
塩抜き前なら2~3ヶ月持ちます。 |
伊達巻き | 約1週間 | ラップや密閉容器を使って外気に触れないようにしましょう。
砂糖を少量にした場合や出汁を入れて作ったものは2~3日で食べきった方がいいでしょう。 |
昆布巻き | 約1週間 | フリーザーバッグに入れてチルド室に入れましょう。 |
田作り | 約10日 | ラップや密閉容器を使って外気に触れないようにしましょう。 |
手作りのおせちを冷凍保存した場合は、どの具材も1ヶ月程度日持ちします。
ラップに包み、フリーザーバッグに入れて、1回で食べきる分を小分けにして冷凍するようにしましょう。まとめて凍らせてしまうと再度食べきれなかった場合、再冷凍すると味が落ちます。
基本的におせちの具材はすべて冷凍できますが、味や食感が落ちてしまうものもあります。
数の子はコリコリの食感が失われてしまうので冷凍せずに、食べきれる分だけを塩抜きして、余った分は塩抜きせずに冷蔵保存するようにしましょう。
また、冷凍するとこんにゃくはぶよぶよになってしまい、根菜類は縮んでしまうので、煮物などを保存するときは気をつけましょう。
通販などで購入したおせちは、表示されている消費期限までに食べきりましょう。
生おせちと呼ばれることが多い冷蔵タイプであれば、日持ちは2~3日。
冷凍タイプであれば1ヶ月程度ですが、一度解凍してしまった場合は、冷蔵保存をして早めに食べきりましょう。
真空パックになっているおせちは常温保存可能なものもあります。ただし、こちらも一度開けてしまった場合は冷蔵保存をして早めに食べなくてはなりません。
おせちを長持ちさせるコツを覚えておきましょう。
保存するときは重箱ごとではなく、具材ごとにラップや密封容器に小分けにして保存しましょう。重箱に詰める際も、そのまま入れるのではなく仕切りやカップなどを使って、具材同士が触れないようにするといいですよ。汁気があるものは、しっかりと汁気を切ってから保存しましょう。
食べるときは、個人の箸ではなく清潔な菜箸を使って取り分けるのも長持ちさせるポイント。また食べる分だけを皿にとって解凍したり、電子レンジで温めたりしましょう。
おせち料理は作るだけではなく、日持ちや長持ちさせるためにはどうしたらいいのかもしっかりと覚えておきましょう。年末に一気に作るのは大変なので、長持ちするものから作ることができると予定も立てやすいですよね。
また、おせちで余った食材は、そのまま何日も食べると飽きるので、他のメニューにリメイクするのもありですよ。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。