2022.03.14
花粉症は、屋外だけではなく家の中での対策も大切ですよね。
空気清浄機はニオイやホコリをキャッチしてくれるイメージが強いですが、花粉にも効果が期待できます。
今回は、花粉に強い空気清浄機の選び方や効果的な置き場所をご紹介します。
室内の空気を吸引して、綺麗な空気にしてくれる空気清浄機。
ホコリだけではなく、花粉にも効果があります。ただし、メーカーや機種によって優れている能力が違うので、花粉に強い空気清浄機を選ぶことで、さらに高い効果が期待できます。
花粉に強い空気清浄機を選ぶコツは、まず集じん性能を確認しましょう。
空気清浄機には大きくわけると、ファン式とイオン式があります。
集じん性能が高く、花粉に強いのはファン式。モーターでファンを回転し、フィルターを通ることで空気を綺麗にします。定期的にフィルターの掃除や交換は必要ですが、比較的安価なものもあり、種類も豊富です。
イオン式はフィルターがないので、ランニングコストはかかりませんが、ホコリや花粉を取り除く能力は極めて低いといえます。
ファン式には、静電気でフィルターにホコリや花粉を吸着できる、電気式がプラスされたハイブリッドタイプの空気清浄機も。ただし、国内製はメーカーが限られており、高性能なため価格は高めです。
空気清浄機には適用畳数があります。適用畳数の目安は、30分間に空気を綺麗にできる面積。どんなに高性能の空気清浄機を選んでも、適用畳数が合っていないと効果が下がってしまうことも。
花粉に効果的な空気清浄機を選ぶには、適用畳数の2倍以上のものを選ぶといいでしょう。また、広い部屋であれば、適用畳数のものを1台置くよりも、2台設置する方がおすすめです。
空気清浄機は、どこに置いても効果はありますが、最大限に能力を発揮できる場所に置きたいですよね。
花粉は低い場所に溜まりやすいため、空気清浄機は床に近い位置に置くのがポイント。また、花粉は外から持ち込まれるものなので、玄関や部屋の出入り口付近がおすすめです。
さらに効率的に空気を綺麗にするには、エアコンの対角線上に置き、空気の流れを作りましょう。空気清浄機の吸い込み口や吹き出し口に、物を置いて塞がないようにすることも大切です。
空気清浄機は、花粉に効果抜群です。
ただし、さまざまな種類があるので集じん性能や適用畳数にも注目し、花粉対策にぴったりの空気清浄機を選択しましょう。
ただ置くのではなく、空気清浄機の置き場所も工夫することが大切です。花粉シーズン到来に備えて、空気清浄機を検討してみてはいかがでしょうか。