2024.09.30
部屋の空気をきれいにして過ごそうと、空気清浄機を購入してみたものの「あまりほこりが減っていない気がする」と感じたことはありませんか?
寿命であれば仕方がありませんが、購入したばかりなのに、空気清浄機の調子が悪いと不安になります。
しかし、メーカーへの問い合わせをするのも、ほこりは目に見えるものではないので気のせいかもしれないと躊躇してしまいますよね。
そこで今回は、空気清浄機を使ってもほこりが減らない原因や、ほこりに高い効果が期待できる空気清浄機の選び方などをご紹介していきます。
ほこりといっても目に見える大きな物質もあれば、ほとんど見えない微細なものまで、さまざまな種類のほこりが存在します。
空気清浄機は、砂ぼこりやハウスダスト、カビ・ダニの死がい・花粉などの物質を除去する効果が期待でき、目には見えないウイルス、そしてニオイを除去する効果もあります。
ほこりが減っていない気がすると感じる原因は、空気清浄機の故障や性能が悪いといった理由ではなく、使用方法によってほこりが減らない現象が起こることも。
空気清浄機を使っても、ほこりが減らない原因をチェックしていきましょう。
ほこりが減らないと感じたら最初に確認したいのが、空気清浄機の置き場所。
空気清浄機を窓側や壁、家具の近くなど、邪魔にならない場所に置いていませんか?
空気清浄機は空気が循環している場所に置くことで、より高い効果を発揮できます。隅に置いてしまうと、空気の循環が悪いので、部屋の中央やエアコンの前に置くといいでしょう。
また、玄関に置くのもおすすめです。外から入ってくるほこりなどを室内に持ち込まないようにする効果が期待できます。
空気清浄機の置き場所については、こちらの記事でも解説しているので参考にしてみてください。
運転を「強」にしてもほこりが減らないときは、最初から集塵能力が低い空気清浄機である可能性も考えられます。
フィルターを定期的に掃除したり、置き場所を工夫したりしても、ほこりが減らない場合は、集塵能力が高い空気清浄機の購入を検討するといいでしょう。
単純に部屋のほこりが多すぎて、空気清浄機では除去しきれないという場合も考えられます。
空気清浄機をつけているからといって、部屋のあらゆるほこりを完全に取り除けるわけではないため、掃除は欠かせません。
空気清浄機は吸い込む力はあまり強くないため、空気中に舞っているほこりを取り込んでも、床に落ちているほこりをすべて除去できないので、掃除はこまめに行いましょう。
空気清浄機にはフィルターがついています。このフィルターが空気中の汚れをキャッチしてくれるのですが、当然フィルターにほこれが溜まっていくと集塵能力は落ちていくため、定期的な掃除が必要です。
掃除の目安としては1ヶ月に1回程度。古くなったら新しいフィルターと交換してください。
メンテナンスが面倒という人は、フィルターの交換だけでいい空気清浄機もあるので、お手入れが簡単なものを選ぶといいでしょう。
空気清浄機のフィルターの掃除方法についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
適用床面積とは、30分間できれいにできる部屋の広さを表したものです。
10畳の部屋に10畳用の空気清浄機を置くのは間違いではありませんが、部屋の2~3倍の適用床面積のものを選ぶ方が、ほこりを効果的に除去できます。
空気清浄機は、空気をきれいにする力はありますが、吸い込む力があまり強くありません。ほこり対策で空気清浄機を購入するのであれば、風量の強いものを選びましょう。
風量不足だなと感じるときは、サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させることで、床に落ちたホコリなどの汚れも空気清浄機へ送り込むことができますよ。
ほこりは目に見えないものも多いので、きれいになっているのか判断するのは難しいですよね。
ほこりセンサーがついている空気清浄機は、センサーで空気中のほこりを検知してくれるので、目で確認ができる優れもの。
空気中のほこりの量に合わせて自動運転してくれるタイプもあるので、しっかりときれいになっているか確認したい人は、ほこりセンサーつきの空気清浄機を検討してみてください。
空気清浄機をつけているのに、ほこりが減らないと感じたら、まずは置き場所をチェックしてください。
空気清浄機をこまめにメンテナンスすることも大切です。また、すべてのほこりを除去できるわけではないので、定期的な部屋の掃除も欠かさず行いましょう。
ほこり対策で空気清浄機を購入するのであれば、適用床面積にも注意してくださいね。本当にきれいになっているか確かめたいという人は、ほこりセンサーつきの空気清浄機なら、目で確認できるので安心です。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。