キャベツ1玉やカット後など、大きさごとのキャベツの保存方法を解説

2024.02.28

キャベツ 保存

キャベツは長持ちするイメージがあるため、ついつい1玉を手に取ってしまいますが、最後まで使い切れなかった経験がある人もいるのではないでしょうか?

鮮度を保てないのであれば、1/2や1/4で購入し早く使い切った方がいいかもしれませんが、割高に感じますよね。

そこで今回は、おいしいキャベツを長く食べるために、正しい保存方法を詳しく解説します。

1.キャベツの保存は野菜室より冷蔵庫がおすすめ

キャベツは暑さに弱い野菜です。保存するときの温度は0℃が適しています。(参照元:農研機構「野菜の最適貯蔵条件」

メーカーや機種によって差はありますが、一般的に冷蔵庫の冷蔵室は0~3℃、野菜室の温度は4~8℃の設定になっています。そのため、キャベツは野菜ですが、冷蔵室が適しているといえるでしょう。

キャベツは1玉になると大きいのでスペースが確保できない場合は、野菜室で保管しても問題はありませんが、鮮度をキープするには冷蔵室がおすすめです。

2.キャベツの適切な保存方法

キャベツは、1玉で購入するときもあれば、使用頻度により1/2や1/4のサイズを選ぶこともあるでしょう。それぞれの適切な保存方法を紹介します。

2-1.キャベツ1玉の保存方法(冷蔵)

キャベツ1玉を丸ごと保存するときは、そのまま冷蔵室へ入れるのではなく、芯を取り除いて保湿をすると、鮮度を保つことができます。

以下の保存方法で、3週間~1ヶ月の保存が可能です。

1)ペーパータオルを水で濡らして軽く水気を絞る

2)キャベツの芯を包丁の刃先でくり抜き、濡らしたペーパータオルをくり抜いた穴に詰める

3)新聞紙で包む

4)ポリ袋に入れて袋の口を軽く閉じる

5)冷蔵庫で保存

2-2.キャベツ1/2玉や1/4玉の保存方法(冷蔵)

すでにカットされているキャベツは、1玉よりも鮮度が落ちやすいため、10日前後で食べきるようにしましょう。

1)キャベツの芯を切り落とす
2)濡らしたペーパータオルで切り口全体を覆う
3)ポリ袋に入れ、切り口を下に向けて冷蔵室で保存

2-3.千切りやざく切りにしたキャベツの保存方法(冷凍)

千切りやざく切りなど細かく切ったキャベツは、鮮度が落ちやすく、変色したり、食感が変わったりしてしまうため、冷蔵室での保存は適しません。

冷蔵保存をしたい場合は、ポリ袋か保存容器に入れ、1~2日で食べきるようにしましょう。すぐに使わない場合は、冷凍保存がおすすめです。

以下の冷凍保存の方法で、1ヶ月ほど保存することができますよ。

1)キャベツを洗ったら、使いやすい大きさに切る
2)水気をペーパータオルで拭き取る
3)冷凍用の保存袋に入れ、冷凍庫へ

早く冷凍したい場合は、水気をペーパータオルで拭き取ったあと、金属トレイにラップを敷いて並べ、広げた状態で冷凍するといいでしょう。

冷凍したキャベツの解凍方法

加熱調理をする場合は、そのまま料理に使用してください。

生で使用する場合は、電子レンジで解凍できますが、冷凍したキャベツは水っぽくなってしまうため、食感を楽しむサラダなどにはおすすめできません。

まとめ

キャベツは涼しいところを好む野菜です。野菜室よりも冷蔵室での保存が適しています。

丸ごとキャベツを購入したときは、そのまま冷蔵庫へ入れるのではなく、ひと手間加えるだけで長持ちしますよ。

すでにカットしてあるキャベツは、1玉よりも傷みやすいため、気をつけましょう。

使い切れないと思ったら、好みのサイズにカットして早めに冷凍すると無駄になりませんよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。