鶏もも肉は冷凍保存がおすすめ!鶏もも肉の冷凍保存、解凍の方法を解説

2024.02.28

鶏もも肉

どんな食材とも相性がよく、さまざまなシーンで活躍してくれる鶏もも肉。価格も手ごろなため、まとめ買いをすることもあるのではないでしょうか。

鶏もも肉は傷みやすいため、保存には注意が必要です。

この記事ではおいしい鶏もも肉を食べるために、正しい保存方法や解凍方法、保存に関する注意点をくわしく解説します。

1.鶏もも肉の冷凍保存方法

鶏もも肉は傷みやすい食材です。冷蔵では日持ちしないため、購入してすぐに使用しないのであれば、冷凍保存にしましょう。

冷蔵保存の場合は2~3日が限界ですが、冷凍保存であれば、2~3週間の保存が可能です。

鶏もも肉の冷凍保存の方法を、1枚の場合・カットした場合・下味をつけた場合に分けて見ていきましょう。

1-1.鶏もも肉1枚を冷凍保存する場合

鶏もも肉を1枚で冷凍保存する場合は、パックから取り出し、ドリップをキッチンペーパーで拭き取ります。

ラップに包んで、冷凍用保存袋に入れたら、冷凍庫へ入れるだけです。

1-2.切った鶏もも肉の保存方法

解凍後すぐに使いたい場合は、カットしてから冷凍保存がおすすめです。

鶏もも肉を好みのサイズに切ったら、ドリップをキッチンペーパーで拭き取ります。

1回分ずつラップに包んだら、冷凍用保存袋に入れ、冷凍しましょう。

1-3.下味をつけた鶏もも肉の保存方法

下味をつけて保存すれば、カットする手間だけではなく味付けの手間も省けるため、時短になります。

カットした鶏もも肉を冷凍用保存袋に入れ、調味料を入れて揉みます。空気を抜いて口を閉じ、なるべく平らにして冷凍しましょう。

下味をつけた鶏もも肉

2.冷凍保存した鶏もも肉の解凍方法

2-1.冷蔵庫で自然解凍(解凍時間:8~10時間)

鶏もも肉は、冷蔵庫で自然解凍がおすすめ。ドリップも出にくく、手軽に解凍できます。

鶏もも肉のサイズにもよりますが、1枚の場合の解凍時間は8~10時間程度です。

2-2.水で流水解凍(解凍時間:10~15分)

「鶏もも肉を使いたかったのに、冷蔵庫に移しておくのを忘れてしまった」など、急いでいるときは流水解凍にしましょう。
10~15分で解凍ができます。

冷凍用保存袋に入れて冷凍した鶏もも肉を、ボウルに入れて水を流して解凍していきます。

鶏もも肉が浮いてこないように、皿などを使用して重しをしてください。

2-3.電子レンジで解凍(解凍時間:3~10分)

すぐに使用したいときは、電子レンジが便利です。

鶏もも肉のラップを外し、キッチンペーパーを敷いた耐熱皿の上に、皮が下になるように置きます。

ラップをしたままだと、解凍ムラができやすいため外しましょう。

加熱時間の目安は鶏もも肉100gの場合、電子レンジの弱モード(200W)で2分程度です。

鶏もも肉のサイズや電子レンジのメーカーや機種によっても異なります。少しずつ加熱し、解凍していきましょう。

3.鶏もも肉の冷凍・解凍に関する注意点

3-1.冷凍後2~3週間以内には使い切る

長く冷凍保存すると、鶏もも肉の味が落ち、ニオイが出ることもあります。

冷凍焼けといって、乾燥や酸化が起き、パサパサとした食感になってしまう恐れもあるため、2~3週間以内に使い切るようにしましょう。

3-2.パックごと冷凍するのはNG

購入してきたパックのまま冷凍するのはNGです。

ドリップを拭き取らずに冷凍すると、臭みの原因になります。また、密閉されていないため冷凍焼けが起こりやすく、パックが断熱材の役割を持っているため、冷凍に時間がかかってしまい、品質が低下する恐れがあります。

パックに入った鶏もも肉

3-3.再冷凍はNG

解凍した鶏もも肉は24時間以内に使い切るのがベストです。解凍中に食中毒の菌が増える恐れがあるため、余っても再冷凍するのはよくありません。

また、冷凍するとドリップが出やすくなるため、味が落ちてしまいます。

解凍した鶏もも肉が余ったときは、加熱調理をしてから保存するといいでしょう。

まとめ

鶏もも肉は、鮮度が保てる冷凍保存がおすすめです。

ドリップをしっかりと拭き取ってからラップに包み、冷凍用の保存袋に入れましょう。また、下味をつけておくと、忙しいときに時短料理ができるので便利ですよ。

解凍するときは、冷蔵庫での自然解凍がおすすめですが、急いでいるときは流水解凍や電子レンジを活用してみてください。

パックのまま冷凍や再冷凍は、衛生面に問題があり、味も落ちる可能性が高いためNGです。

冷凍保存をすると日持ちすると安心してしまいますが、2~3週間で使い切るように心がけてくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。